大画面と大音量が違うものにする
家のテレビで聴く山下達郎と、映画館のスクリーンライブは別物だった。音量と画面の大きさだけの話ではなく、暗闇の中で他の観客と同じ映像を見つめている時間そのものが、いつもの音楽鑑賞と違う体験になる。一晩明けた今も、その余韻は体の中に残っている。
数字上のファンと、語れる相手の差
SNSやカラオケの場で山下達郎のファンらしき人に出会うことはある。つまり「ファンは存在する」という事実は確認できている。ただ、横浜には昨日のライブの高揚感をその場で分け合える相手がいない。これは「ファンの数」と「推し活仲間の数」が別の指標だという、当たり前だが見落としがちな事実を突きつけられた形だ。
友人の輪を広げる努力より先に、まず自分がどのタイミングで「仲間が欲しい」と感じるかを記録しておく方が、後々の行動判断に役立つと思っている。今回のケースで言えば、ライブ直後の高揚状態が一番その欲求が強くなるタイミングだった。
既婚者パーティで見た推し活の温度差
少し前、既婚者パーティで居合わせた人たちの話を思い出した。ジャニーズの追っかけをしている人、スター・ウォーズに人生を懸けている人、それぞれ真剣な顔で「推し」を語っていて、つい笑ってしまった。
さらにカラオケで同席した小学3年生の子はMISIAを歌いこなしていて、母親の影響だという。こちらが「崖の上のポニョ」を歌ったら冷めた目で見られた。世代が違えば推し活の対象も温度感も全く噛み合わないという、小さいながら明確な発見だった。無理に共通言語を探すより、「合わない世代とは合わない」と割り切る方が健全だと感じている。
仲間探しより先に、余韻を記録する
昨夜のやり取りで「推し活仲間はいますか?」と聞かれ、正直に「いない」と答えた。「いたらもっと楽しいだろうな」という気持ちはあるが、無理に探しに行く気にはまだなれない。
一つ反論しておきたいのは、「推し活は仲間がいてこそ楽しい」という世間の前提だ。仲間探しに労力を割く前に、まず一人で楽しみ切れているかどうかの方が重要だと思っている。今回のスクリーンライブは一人で完結して十分満足できた。仲間がいないことを問題視する前に、一人の時間の質を上げる方が優先順位が高い、というのが今の実感だ。
継続ログ
- 8/26(水) 山下達郎スクリーンライブ鑑賞(映画館、単身赴任先の横浜)
- 「RIDE ON TIME」上映時に鳥肌の反応を確認
- 既婚者パーティでの推し活エピソード(ジャニーズ/スター・ウォーズ)を再想起し記録
- カラオケでの世代差エピソード(小学3年生・MISIA/自分・崖の上のポニョ)を記録
- 「推し活仲間はいますか?」という問いへの回答を言語化(現状:いない)
改善アクション
- 次回ライブ参戦時は、感想をその場でメモアプリに残す(余韻が薄れる前の一次情報として)
- 「仲間が欲しい」と感じた瞬間の感情を都度記録し、本当に探す価値があるか3ヶ月分のログで判断する
- SNSで見かけたファンらしき人に、今回は一歩踏み込んで話しかけてみる(次のチケット取得までに1回試す)
無理に推し活仲間を作ろうとはしない。ただ、次にチケットを取るときは、余韻を分かち合いたくなった瞬間だけは見逃さずメモしておこうと思う。それが今の自分にできる、ちょうどいい一歩だ。
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