
「ホンマにいるんか?」って自問自答しながら、なんとか4000円で一週間乗り切ったこともある自分やで。そんな私が、出会いの2次会で1万8000円が飛んでいくのは「アホらしい」とさえ思ってしまう。人間関係への投資って、見返りがあるかどうかわからんから、どうも慎重になってしまうんやね。特にこの歳になると、新しい関係を築くエネルギーも、正直しんどいときがあるんや。
ところがやで。先日、大阪の梅田でふらっと立ち寄ったお店で、ミレーのザック「KULA20」を見つけた瞬間、頭の中のブレーキが完全にぶっ壊れたんや。背負ってみたら、もう「これや!」ってピンときてな。15,400円。決して安くない買い物やけど、躊躇は一切なかったわ。むしろ、「これは必要な投資や」って、脳が勝手に言い訳を作り出してくれた感じやね。
なんで人間関係にはあんなにケチるのに、道具にはポンと金を出せるんやろか。結局のところ、ザックは私を裏切らへんから、っていうのが大きいんやろな。ええ道具は、山で必ず期待に応えてくれる。雨が降っても中身は濡らさへんし、重い荷物もちゃんと背負わせてくれる。それに、山に登るたびに「ええ買い物したな」って満足感を与えてくれる。このKULA20も、先日六甲山に持っていったんやけど、背中のフィット感と軽さが絶妙で、下りで膝が笑う50代の私でも、体への負担がいつもより少なかったんや。体力データとしては、いつもより心拍数の上昇が緩やかで、下山後の疲労感もマシやった気がする。
結局、私はモノにお金を出してるんじゃなくて、「山での充実した経験」と「これからも山に登り続けられる自分」に投資してるんやと思うわ。出会いの2次会で1万8000円が泡と消えるかもしれないリスクと、15,400円で手に入れたザックが、これからの山行を支えてくれる確実なリターン。そう考えると、この金銭感覚の矛盾も、自分の中では納得できるんやね。世間では「人への投資が大事」とか言うけど、見返りのない投資は精神的に疲弊するだけや。それなら、自分が確実に「裏切られへん」と信じられるものに投資する方が、よっぽど賢い選択やと思ってるで。
この新しいザックを背負って、次はどの山に行こうかなって考えるだけでワクワクするわ。金剛山もええし、鈴鹿の山々も久しぶりに行きたいな。道具を大切に使いながら、これからも関西の山々を歩き続けたい。50代になって、体力は若い頃みたいにはいかへんけど、ええ道具と工夫で、まだまだ色んな景色を見に行けるはずや。みんなも、自分の心が本当に満たされる「投資」を見つけて、これからも楽しく過ごしてほしいもんやな。
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