今日、なんとなく日記を書くのをやめた。それでも心が軽くなった理由

今日、なんとなく日記を書くのをやめた。それでも心が軽くなった理由

深夜2時、寝室の静けさの中で、スマホの画面だけが私の顔を冷たく照らしていました。子供たちの寝息を聞きながら、真っ暗な部屋で日記アプリを開く。それが、私のここ数年の日課でした。

でもね、最近気づいてしまったんです。この「毎日書く」という行為が、私にとっての「第二の仕事」になっていたことに。疲れてクタクタの夜も、夫の背中を眺めながら言葉にならない寂しさが込み上げる夜も、私は無理やり指を動かして、今日の出来事をログとして残そうとしていました。

画面の中に並ぶのは、反省文か、誰にも言えない愚痴ばかり。読み返しては「今日もダメな一日だったな」と、自分で自分を責めていたんです。「継続=善」という呪いに縛られて、書けない日には深い罪悪感を抱いて。そんなふうに自分を追い詰めるために、私はわざわざ時間を使っていたんだなって、ようやく分かったんです。

余談だけど、今日スーパーで買ったお花が少しだけ元気がなくて、でも水切りしたらシャキッとしてくれたの。なんだか、それを見ていたら「私も無理しなくていいんだな」って、ふと力が抜けました。

3年分の言葉が、私を一番傷つけていた

積み上げてきた過去の記録を読み返してみても、そこには愛されたいのに愛されない、ただの切ない吐露が並んでいるだけ。あの時の私、頑張っていたんだね。でも、その頑張りは今の私を少しも癒やしてくれませんでした。

過去の自分に「いい子だね、よくやってるよ」って声をかけてあげる代わりに、私はただ自分にダメ出しをする材料を集めていたみたい。日記を書くたびに、心のどこかがヒリヒリして、ズキッと痛んでいたこと、本当は分かっていたのにな。

アプリを消した夜、本当の自分に出会えた

思い切って、ずっと続けていた日記アプリをアンインストールしました。サブスクの更新も止めて、画面からアイコンが消えた瞬間、ふうっと大きく息を吐き出せました。まるで、ずっと背負っていた重いリュックを、ようやく地面に下ろせたみたい。

画面を覗き込む必要がなくなった夜、静寂が私を包み込んでくれるのを感じました。書くことをやめたら、不思議と頭の中がクリアになって、今まで見えなかった自分の心の輪郭がぼんやりと見えてきたんです。

明日からは、ただ息をするだけでいい

これからは、週に一度、気が向いた時にだけメモを残すくらいの「適当さ」でいいかなと思っています。空白の時間があることって、こんなにも贅沢で、心が落ち着くものだったんだね。

誰かに何かを証明しなくていい。記録を残すことよりも、今日という一日を、ただ穏やかな呼吸とともに過ごすこと。その方がずっと、私らしくいられる気がするの。

ふれられたい、抱きしめられたい。そんな切実な渇望も、まずは自分自身が「何もしない自分」を許してあげることから始まるのかもしれません。みなさんは、毎日頑張りすぎてしまって、本当の自分の声を閉じ込めてしまうこと、ありませんか?

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