裏垢の闇を断つ物理的遮断
午前二時の青い光と、私ではない誰かの言葉
夜更けのベッドの上、誰かに何かを言いたくて、でも誰にも見つかりたくなくて。そんな矛盾した気持ちを抱えて、裏垢にドロドロした言葉を投げつける日々。投稿した瞬間に「いいね」がつくかドキドキして、反応がないと「やっぱり私なんて」ってズキッて胸が痛むんだよね。
クソリプが来てイラッとしたり、ヤリモクのDMに誘われて、少しだけ期待して、でも結局虚しくなって…。そんなことの繰り返し。本当は誰かと繋がりたいだけなのに、SNSの海で溺れて、どんどん「本当の自分」を見失っちゃう。 誰にも言えない言葉たちが、積み重なって泥沼みたいに心を重くしてる気がするの。
鍵のかかる場所、あるいは鉄の沈黙
私、もう限界かもって思ったとき、あることを決めたの。スマホをクローゼットの奥の引き出しに入れて、小さな南京錠をかけたんだ。ただログアウトするだけじゃ、指が勝手に動いちゃいそうで不安だったから。
引き出しにスマホを隠す瞬間、カチッていう音が部屋に響いて、不思議と背筋が伸びた。そのあと、スマホがない部屋の静けさが怖くて、耳鳴りみたいに頭の中がキーンってしたよ。 何度も何度も引き出しに手を伸ばしたくなったけど、物理的に「触れない」っていうのが、意外と強烈なブレーキになるんだよね。手持ち無沙汰すぎて、あの時は本当に落ち着かなかったな。
手の中の冷たい感触を確かめる
スマホがない静寂に慣れてくると、世界が少しずつ動き出したよ。久しぶりにキッチンに立って、お湯が沸くシュンシュンっていう音を聞いた。丁寧に掃除をして、果物の皮を剥いたときの、冷たくてみずみずしい触感。そういう現実の重みが、今はすごく心地いいの。
ずっと画面の中で誰かの評価を気にしてたけど、自分の手で何かを作ったり、整えたりする時間って、こんなに満たされるんだね。 身体が心地よく疲れて、シーツのぬくもりがいつもより優しく感じる。SNSの毒が少しずつ、自分の中から抜けていくような感覚があるんだ。
ただ静かに、夜が明けるのを待つ
朝日がカーテンの隙間から差し込んできて、部屋の中が柔らかい光で満たされる。スマホの鎖から離れてみた朝の空気は、すごく澄んでて清潔な感じがするよ。心が空っぽで、静かで、なんだかホッとするの。
自分を大切にできない夜があってもいい。寂しくてどうしようもない時があっても、それは全部私の一部だから。でもね、心だけは自分で守ってあげよう。 明日の夜は、スマホを物理的に遠ざけて、ただ静かに自分だけの温かい飲み物を淹れてみる。それだけで、明日の私を少しだけ好きになれる気がするから。💭✨
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