
夫婦の距離感について手がかりを探すなかで、介護サービス紹介サイト「シニアホームの窓口」(運営は株式会社ファーストブリッジ)が公開している遠距離介護の解説ページ](https://www.seniorhome-mado.com/guide/homecare/work-care-balance/long-distance/)を読みました。ただ、夫婦の関係を扱ったページではありません。ページ上の公開日は未展開のテンプレート表示のままで確認できず、もう一つ見た[PDF資料は本文が読み取れず、内容も発行元も未確認です。
冷蔵庫の紙切れ
うちのルールは、冷蔵庫の扉に貼った紙です。「スマホの中身は聞かない」「夜の外出は前日に言う」。決めた夜は気まずくて、お互いマグカップの取っ手の向きばかり気にしていました。
一度、夫の帰りが遅く連絡もなくて、私のほうから口調がきつくなりました。翌朝、紙は剥がされて流しの横に置いてありました。その日の夕方、同じ紙が少しずれて貼り直されていて、私は何も言えませんでした。
留守電と助手席の資料
母の留守電を再生するまで、指が何度か止まりました。母は「大丈夫よ」と言うのですが、声の端がかすれていました。
助手席には、相談窓口のパンフレットを入れたまま。夫に「ちょっと実家に行ってくる」と告げると、「気をつけて」とだけ返ってきます。その一言で、離れて暮らす親のことも、二人の距離のことも、同時に抱えてしまう感じがするのです。
費用と制度、確認できたこと
ページの掲載施設では、月額が14.5万円〜33.2万円の幅で示されていました。入居時費用も10万円〜47.7万円と開きがあります。対応できる介護度も施設ごとに違い、ある施設は要介護3まで、別の施設は要介護5まで。
一方、制度や手続きの本文は今回のページでは確認できませんでした。見出しに「介護保険制度」とあっても中身は未確認です。筆者の見立てですが、制度を調べる前に、費用をどちらが払うかを決めておくほうが先だと感じています。
沈黙をどう読むか
会話が減ったから関係が冷めた、とは一概に言えないと思います。これは筆者の見立てで、夫婦を対象にした一次データは今回見つけられていません。
ただ、介護が始まると情報を片方だけが握りやすくなります。干渉しないためにこそ、お金と時間は見える形にしておきたい。試すべきは、費用と連絡の取り方を紙に書くこと。見送るべきは、相手の予定を管理しようとすることです。
完璧な答えは、まだ出ていません。それでも明日の朝は、二人分の皿を出そうと思っています。
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