
国の借金が1200兆円を超えたなんてニュースを見ても、正直「自分に関係ある?」とスルーしてまうのが人情や。
それよりも、隣で「不老長寿」を夢見て、金粉より高いサプリを飲み干す妻の執念の方が、よっぽど切実なホラーやと思わへん?
今回は、マクロ経済の絶望と、バイオテクノロジーに全振りの個人欲が交差する、現代の「若返り狂騒曲」について語るで。
1000兆円の借金より、目の前の1mg
「日本の借金、一人当たり1000万円超えました!」
テレビでキャスターが神妙な顔で言うてるけど、お茶の間の空気は 「へぇ〜、で、今日の晩ごはん何?」 状態。
これ、心理学的に言うたら「正常性バイアス」かもしれんけど、実はもっと深い 「生存本能」 が関係してる気がするねん。
国家の破綻より、自分自身の 肉体の劣化 の方が、人間にとってはよっぽど死活問題やからな。
特にうちの妻(自称:艶妻)は、国の将来より「目尻のシワ」に100倍の危機感を持っとる。
彼女にとっての「増税」は、美容液の値上げのことや。
そもそも「NMN」ってなんやねん?
最近、意識高い系界隈で「魔法の粉」みたいに崇められてるのが NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)。
簡単に説明すると、細胞の中にある サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子) を活性化させる燃料みたいなもんや。
元々はハーバード大学のデビッド・シンクレア教授が、「老いは病気やから治療できる」って言い出したのが始まり。
加齢で減っていく NAD+ を補う。
細胞のエネルギー工場、ミトコンドリア が元気にお祭り騒ぎ。
結果、マウスの寿命が伸びたり、代謝が上がったりする。
「これ飲んだら20歳の頃の肌に戻るんやで!」と妻は鼻息荒く語るけど、
その一粒の値段を聞いた時、俺の心臓は 一時停止 したわ。
艶妻(つやづま)の辞書に「デフレ」の文字はない
世間は「安いものが正義」のデフレマインドから抜け出せんのに、美容界隈だけは 超絶インフレ が続いてる。
妻が買ってくるNMNの瓶、見た目はただの白いカプセルや。
でも、そのお値段は 高級ブランドのバッグ が買えるレベル。
「これ、国の借金返済に回した方がええんちゃう?」なんて口が裂けても言えへん。
彼女に言わせれば、これは「消費」やなくて 「先行投資」 らしい。
「老いてから介護費用を払うより、今若さを維持する方がコスパええやろ?」
一見、理路整然としてるように聞こえるけど、要は 「死ぬまで現役で遊びたい」 っていう欲望の言い換えやな。
資本主義の最終地点は「不老」のサブスク
結局のところ、テックの進化が行き着く先は 「死の克服」 なんやと思う。
スマホがどれだけ便利になっても、使う人間が老いぼれてたら面白くない。
今やNMNだけやなくて、血液クレンジングだの、幹細胞培養上清液だの、SF映画みたいな話が現実のクリニックで普通に行われてる。
金持ちから順番に、「時間の流れ」 からログアウトし始めてるわけや。
国の借金なんて、極論「数字のゲーム」でしかない。
でも、失った若さはどんな経済政策でも戻ってこない。
そう考えると、高額なNMNに貢ぐ妻は、案外 「一番まともな投資家」 なのかもしれんな。
将来の国家予算を心配するより、まずは自分の細胞の予算管理から始めるのが、これからの「賢い生き方」なんかもしれん。
なるほどな〜、不老長寿の秘訣は「国への関心」を捨てて「自分への執着」を持つことやったんか。