初対面の人との会話、どうしてますか?沈黙が怖くて、何を話せばいいか分からなくなること、ありませんか?

実は私、昔からそういうのが本当に苦手で。大学時代の飲み会とか、いつも隅っこでスマホをいじって、会話の輪に入れない自分にモヤモヤしていたんです。どうしたらもっと気軽に、しかも深く人と繋がれるんだろうって、ずっと悩んでいました。

そんな私を変えるきっかけになったのが、この前SNSでボードゲームの話題を見かけた時に思い出した「ito(イト)」っていうゲーム。これ、ただのゲームじゃないんですよ。人との距離を一気に縮めてくれる、魔法みたいなコミュニケーションツールなんです。

会話が苦手でも大丈夫

このゲーム、ルールはすごくシンプル。みんなで1〜100の数字カードを1枚ずつ持っていて、その数字を直接口に出さずに、お題に沿って言葉で表現するんです。例えば「人生で一番驚いたこと」っていうお題が出たら、数字が大きい人は「海外で財布を落として一文無しになったこと!」とか、小さい人は「朝起きたら飼い猫が隣で寝てたこと」みたいに話す。

これって、まるで銭湯の脱衣所で自分の体重を直接言わずに、「どれくらい痩せたいか」とか「体脂肪をどれくらい落としたいか」で表現するような感覚に近いかもしれない。みんなの表現を聞き比べながら、数字が小さい順にカードを出していく。全員が正しい順番で出し切れればクリアっていう協力ゲームです。

私の友達のケンタはボードゲーム好きで、彼に誘われて初めてやった時も、最初は「数字を言葉で表現するって、むずかしい…」って正直思いました。でも、これが面白いんですよ。

言葉に詰まる時間も宝物

「ito」の魅力は、正解・不正解よりも「どう言えば伝わるか」をみんなで頭を悩ませる過程そのものにあるんです。自分の数字をどう例えるかに、その人の感性や価値観がにじみ出るから、長年の友人でも「え、そんなこと考えてたんだ!」って新しい一面を発見できる。

私にとって、このゲームはまさにコミュニケーションの救世主でした。昔の私は、会話が途切れると「自分が何か言わなきゃ」って焦って、余計に言葉が出なくなってた。でも、このゲームはみんなが言葉を探す時間そのものが楽しいから、沈黙が全然気にならないんです。

言葉に詰まる時間、実は一番豊かなコミュニケーションの時間だったんだ。

そう気づいてからは、人との会話に対する苦手意識が少しずつ薄れていきました。言葉の選び方ひとつで、相手の反応が全然違うのも面白い。これはもう、飲み会やホームパーティーの定番になるしかないって確信しましたね。

うちの流「無礼講スター」

ケンタたちと遊んでいるうちに、いつの間にか自分たちなりのアレンジルールができていました。それが「無礼講スタールール」と「連ちゃんルール」です。

まず「無礼講スタールール」。これはその回だけは肩書きも遠慮も一切なし、普段言えない本音や突飛な例えを出してもOKっていうボーナスラウンドなんです。これがもう、酒の席との相性が抜群で。

この前、職場の同僚と休日に集まってやった時、部長が「人生で一番驚いたこと」というお題で、まさかの「嫁の隠し貯金を見つけたこと」って言ったんですよ(笑)。普段は絶対聞けないような話だから、みんな大爆笑。一気に場の空気が和んで、その後の仕事でも部長との会話がしやすくなったのを覚えています。

普段言えない本音を解き放つことで、人間関係の壁がスッと消える。

会社でのストレスも、こういう場で発散できるとだいぶ違いますよね。まるで、いつも使ってるマグカップを、たまには違うデザインのものに変えてみるみたいな。ちょっとした変化で、気分がガラッと変わるんです。

「連ちゃん」で本音を見抜く

もう一つのアレンジが「連ちゃんルール」です。これは1ゲームで終わらせずに、お題を変えながら休憩なしで何ラウンドも連続プレイする方式。

最初はみんな手探りなんだけど、3連ちゃんくらいやると、それぞれの「言葉のクセ」が見えてくるんですよ。例えばケンタは、何かを例える時にいつも食べ物が出てくる。「危険な生き物」で「ゴキブリ」って言ったら、数字は低めなんだな、とか。逆に「サメ」って言ったら、かなり高い数字なんだな、とか。

そうやって相手の言葉の傾向が分かってくると、後半になるほど核心を突いた表現合戦になっていくんです。まるで、初めて訪れる街の地図を、少しずつ自分で埋めていく感覚。最初は何も分からなくても、歩けば歩くほど、その街の表情が見えてくる。それと同じで、相手の言葉の裏にある「本当の気持ち」や「価値観」が、連ちゃんを重ねるうちに透けて見えてくるんです。

余談だけど、この前ベランダの植物に水をやってたら、アブラムシがついててさ。あれって、本当に危険な生き物だよなって思ったんだよね。数字で言ったら、私の中では結構高いかも(笑)。こんな風に、日常のちょっとした出来事も、itoの例え話に使えるんだなって気づくと、毎日が少し面白くなるんです。

完璧な答えはなくても

コミュニケーションって、完璧な答えがあるわけじゃないんですよね。でも、「ito」をやってみて、結局は相手を知ろうとする気持ちと、自分を表現しようとする勇気が大事なんだなって改めて感じました。

言葉に自信がない人でも、このゲームならきっと楽しめるはずです。むしろ、言葉を探す過程そのものが楽しい。それに、うちの「無礼講スター」と「連ちゃん」ルールを組み合わせれば、初対面の人が多い場でも一気に距離が縮まる感覚があります。

もしよかったら、今度の集まりでぜひ「ito」を試してみてほしいな。そして、うちの「無礼講スター」と「連ちゃん」ルールも試してみて、どんな発見があったか教えてくれると嬉しいな。もしかしたら、あなただけの新しいコミュニケーションの扉が開くかもしれませんよ。