「全然マッチしないし、せっかく『いいね』送っても返信が来ないんだよ。俺のプロフィールがダメなのかな…」
そう言って肩を落とすユウキを見ながら、私自身も昔、同じような経験があったことを思い出しました。でも、これって実はユウキのせいじゃないかもしれないんですよね。むしろ、あなたの貴重な時間と、もしかしたらお金まで無駄にしている可能性もあるんです。
「いいね」がムダになる現実
ユウキはここ1ヶ月で、気になった人には積極的に「いいね」を送っていたみたいです。ざっと数えても20人以上にはアプローチしたって。でも、返信があったのはたった2人。しかも、そのうち1人はメッセージが続かなかったらしいんです。
「これじゃあ、せっかくの休日もアプリに張り付いて、結局何も進まないまま終わっちゃうよ…」
彼の悩みを聞いていて、私自身も過去にアプリを使っていた頃を思い出しました。私も当時は「なんで返信来ないんだろう?」って、自分のプロフィールやメッセージ内容を何度も見直しては落ち込んでいたんです。でも、ある時、全く違う原因に気づいたんですよね。
それは、私が使わなくなったアプリのアカウントを、ただ放置していた時のことでした。
無料会員が抱えるワナ
マッチングアプリって、登録自体は無料のものがほとんどですよね。プロフィールを作って、気になる相手を探すところまでは誰でもできる。でも、メッセージを送ったり、相手の「いいね」を全部見たりするには有料会員になる必要がある、っていうのが一般的な仕組みです。
この「無料会員」っていうのが、実は大きなワナを抱えているんです。
有料会員なら、使わなくなったら「退会手続き」や「課金停止」っていうアクションが必要になります。だから、自然とアカウントを整理するんですよね。でも、無料会員って、やめるのに何のコストもかからない。ただアプリを開かなくなるだけで、アカウントは残り続ける。通知メールが来ても「ま、いっか」って放置しちゃう。まるで、使わないのに捨てずに溜め込んでいる昔のポイントカードみたいです。
アプリの運営側も、会員数は多い方が「人気のサービス」に見えますし、いつかまた戻ってきてくれるかもしれない、って期待するから、積極的にアカウントを削除したりはしない。こうして、実質的に誰も見ていない「幽霊アカウント」がどんどん増えていくんです。
私が気づいた「放置」の実態
私も以前、とあるマッチングアプリに登録して、しばらく使った後、なんとなくアプリを開かなくなってしまいました。有料会員にはならなかったので、特に退会手続きもせず、そのまま放置していたんです。
それから数ヶ月経っても、たまにアプリから「あなたにいいねが届いています」「メッセージが届いています」っていう通知メールが届くんです。でも、私はもうアプリを開く気もなかったので、それらのメールは全部スルーしていました。ログインすらしていないんですから、当然ですよね。
その時、ハッとしたんです。
「もしかして、私が以前『いいね』を送って返信がなかった相手も、こんな状態だったのかも…?」
返信がなかったのは、私のプロフィールに興味がなかったからじゃなくて、単純に「もうそのアプリを見ていなかったから」だった可能性がすごく高い。自分が当事者になって、初めてその実態に気づいたんです。
余談だけど、この前、ベランダの多肉植物が元気なくて、水やりサボってた自分と重なったな。アプリも植物も、放置は良くないってことか(笑)。
鍵は「最終ログイン」!
じゃあ、どうすればそんな「幽霊アカウント」に、貴重な「いいね」やメッセージを無駄にせずに済むのか?
答えはすごくシンプルです。相手のプロフィールにある「最終ログイン日時」を必ず確認すること。これこそが、相手が今もアプリを使っているかどうかを示す、一番信頼できる情報なんです。
ユウキにこの話をしたら、「え、そんなのちゃんと見てなかった!」って驚いていました。多くのアプリでは、プロフィール画面のどこかに「最終ログイン:〇日前」って表示されているはずです。
- 最終ログインが1週間以内: かなりアクティブな可能性が高いです。
- 最終ログインが1ヶ月以上前: ほぼ幽霊アカウントだと思っていいでしょう。せっかく「いいね」を送っても、見てもらえる可能性はかなり低いです。
- 最終ログイン情報が非表示: これは有料会員機能で隠しているか、本当に長期間ログインしていないケースが多いです。どちらにしても、アプローチは慎重になった方がいいかもしれません。
たったひとつの確認で、あなたの貴重な時間と労力を無駄にしない。
もしあなたが有料会員なら、月額3,000円〜5,000円を払って、幽霊アカウントに「いいね」を消費しているかもしれません。これは本当にもったいないですよね。アプローチする前に、この最終ログインのチェックを習慣にするだけで、マッチングの効率は格段に上がるはずです。
アプリ選びの新しい目線
この「幽霊アカウント問題」は、どのマッチングアプリを使うか選ぶときの基準にもなります。
本当にユーザーのことを考えている優良なサービスは、一定期間ログインのない会員のアカウントを自動的に非表示にしたり、場合によっては削除したりする仕組みを持っていることが多いんです。これは、スーパーで売れ残りの商品を定期的に「棚卸し」して、新鮮な商品だけが並ぶようにするのと同じ感覚です。
そういうサービスは、アクティブな会員だけが表示されるので、必然的にマッチング率も高くなります。だから、アプリを選ぶときは、単純に「会員数が多い」という情報だけでなく、「アクティブな会員がどれくらいいるか」や「非アクティブアカウントをどう扱っているか」に注目することをおすすめします。
返信がこないのはあなたのせいじゃない(かもしれない)
マッチングアプリでなかなか返信が来ないと、どうしても「自分に魅力がないのかな」って自己否定に陥りがちです。でも、そうじゃないかもしれません。もしかしたらその相手は、もうアプリにログインすらしていないだけかもしれないんです。
「最終ログイン」という一つの指標を意識するだけで、無駄な落ち込みを防ぎ、本当にアクティブな相手に集中してアプローチできます。これって、恋愛もビジネス交渉も同じだな、って最近思うんです。正しいターゲットに、正しいタイミングでアプローチすることが、最短で結果を出すコツですよね。
あなたなら、次にアプリを使うとき、どこに注目しますか?まずは今使っているアプリで、気になっている人の「最終ログイン」を確認してみてくださいね。