
雨上がりの大倉尾根、泥濘で3回滑った末に辿り着いた靴の置き方
雨上がりのバカ尾根、泥濘で3回滑った末に辿り着いた靴の恐怖
雨上がりの大倉尾根を舐めてかかると痛い目を見る。これは15年通い詰めた私でも油断するとすぐこれや。特に金冷しを過ぎたあたりの急斜面なんて、粘土質の泥がビブラムソールの溝にびっしり詰まって、まるでスキー板でも履いてるみたいに滑るんやわ。
下山途中のあの嫌な滑り方、足首が変な方向にグキッと曲がりそうになる恐怖といったらありゃしない。結局、バランスを崩して3回も尻もちをついて、お気に入りのモンベルのパンツも泥だらけや。ヘトヘトになって玄関の三和面にたどり着いたとき、目の前にあるドロドロの登山靴を見て、そのままそっと玄関の扉を閉めたくなったもんやで。濡れた登山靴をそのまま放置すると、カビの胞子が24時間以内に300%も増加するなんてデータもあるから、見なかったことにはできんのやけどな。
玄関が修羅場になる前に。水圧0.3MPaでメンブレンを守る泥落とし
泥だらけの相棒をそのまま放置したい気持ちをグッとこらえて、帰宅後すぐに手入れを始めるのが長持ちのコツや。まずは玄関が修羅場になる前に、外の水道でサッと泥を落とすんやけど、ここでやりがちなのが強すぎる高圧洗浄機を使うことやね。
あれをやると、大切なゴアテックスの防水メンブレンを傷つけてしまって、次の雨の日にあっさり靴下がぐっしょり濡れるようになるんやわ。我が家では、浴室のシャワーヘッドを使って水圧を0.3MPa以下に調整しながら、ビブラムソールの溝に詰まった粘土質の泥を優しく洗い流すようにしとる。これなら生地を傷めずに、しつこい汚れだけを綺麗に落とせるからおすすめやで。
ドライヤーの温風は厳禁。愛靴の寿命を縮めるNG処置と正しい乾燥術
泥を落としたあとの乾燥作業こそが一番の肝や。昔の私は、早く乾かしたい一心でドライヤーの温風をブワーッと当てたり、ストーブの近くに置いたりしとったんやけど、あれは完全に間違いやったわ。熱風のせいでレザーが縮んだり、ソールを接着している糊が剥がれてしまったりして、愛靴の寿命を確実に縮めてしまうんやね。
正しい手順としては、まず帰宅後30分以内にインソールを完全に外すことや。これだけでも内部の乾燥完了までの時間が半分に短縮できる。そして、丸めた新聞紙を3層にしっかりと重ねて靴の中に詰め込み、湿気を効率よく吸わせるんや。さらに、エアコンの除湿モードを稼働させて室温を15度から20度に保った部屋の中に24時間放置する。これだけで内部の水分を無理なく完全に抜くことができるんやわ。インソールを付けっぱなしにしていると48時間以上かかるところを、このやり方なら劇的に早く乾かせるで。
次の週末へ繋ぐ、手入れされた相棒と再び登る大倉尾根へ
しっかり手入れをして翌日にはすっかりカラッと乾いた相棒の登山靴を見ていると、昨日の泥まみれで転げ回った絶望感もどこかへ吹っ飛んでいくんやよね。しっかりケアされた革の質感や、きれいに蘇ったソールを見つめていると、道具に対する愛着がますます湧いてくるんやわ。
次の週末には、またあの見慣れた大倉尾根の登山口に立って、今度は滑らないように一歩一歩しっかりと踏みしめながら登りたいもんやね。皆さんも、雨上がりの山行のあとはついつい面倒くさくなって靴を放置しがちやないやろか。帰ってからの30分のひと手間で、お気に入りの相棒は何年でも長持ちしてくれるで。読者の皆さんは、山から帰ったあと、どんな風に自分の道具を労わってあげとるんやろか。
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