最近、家のベランダで育ててるミニトマトが、やっと一つだけ真っ赤になったんや。思わず「おおっ!」て声が出たわ。山ばっかり見てる自分やけど、こういう小さな日常の喜びも大事にせなあかんな、って改めて思うたで。

山を歩いてると、ふと「自分も歳とったなぁ」って感じる瞬間があるね。特に大倉尾根の下り、あの長い長い階段状の道を降りてるとき、膝が笑うどころか、もう悲鳴あげてる時もあるんやわ。でも、長く山に登り続けるためには、やっぱり安全が一番やろ?

無理せず、長く楽しむペース術

丹沢の大倉尾根、もう15年も通い続けてる自分やけど、最初はとにかくタイムを縮めることばっかり考えてたもんや。若かったんやね。でもね、最近は「どうしたら長く、楽しく歩けるか」っちゅうのがテーマなんやわ。知り合いのベテラン登山家さんも言うてはったけど、心拍数を130BPM以下に抑えるペース配分ってのが、ほんまに大事なんやで。

自分も意識するようになってから、下山後の疲労感が全然違うんやわ。特に大倉尾根みたいな単調なコースこそ、登りの平均速度を時速1.5kmに抑えるのがコツやね。これ、一見ゆっくり過ぎるように思うかもしれんけど、結果的に下山時の膝への負担が25%も軽減されるって聞いたら、納得やろ?昔はもっと飛ばしてたけど、今は無理せんと、自分の身体と相談しながら歩くのが一番やと思ってるで。年間750回近くも登ってるベテランさんの言葉は、やっぱり重みが違うわ。

装備は「新旧」使い分けが賢い

道具選びも、長年の経験がものを言う部分やね。自分は常にザックの重量を行動食を含めて8kg以内に抑えるようにしてるんや。これも疲労を溜めないための工夫やね。雨具はやっぱり信頼できるモンベルのストームクルーザー、ゴアテックス社製やで。急な天候変化は山の常やから、これだけはケチったらあかん。

登山靴は、スポルティバのトランゴアルプEVO GTXを愛用してるんやけど、これも2年周期で交換してるわ。靴底のグリップ力って、気づかんうちに落ちていくもんやからね。滑落のリスクを減らすためにも、ここはしっかり投資や。年間50万円くらい装備とトレーニングに費やしてるけど、これも安全を買うと思えば安いもんやで。

あとね、最近の「最新の軽量装備こそ安全」っていう風潮、あれにはちょっと疑問を感じるんやわ。もちろん、進化は大事やけど、自分は15年前の旧型のグレゴリー バルトロみたいな、堅牢なザックも捨てられへんねん。不意の転倒時なんかは、背中をしっかり守ってくれる安心感がある。最新のUL(ウルトラライト)装備もええけど、昔ながらの丈夫な道具も、メンテナンス次第で現行品と変わらん安全性を持ってるし、むしろ耐久性では勝る場合もあるんやで。

GPSもええけど、基本は紙やで

最近はみんなスマホの登山用GPSアプリ、YAMAPプレミアムとか、便利やから使うてるやろ?自分も補助としては使うてるけど、これに頼りっきりは危ないで。バッテリー切れのリスクが常にあるし、単独での信頼度は30%くらいやと思ってるわ。

余談やけど、この前、家出る前にスマホの充電忘れてて、山に向かう途中で残量見て真っ青になったことあったんや。結局、予備バッテリーで事なきを得たけど、ヒヤッとしたわ。だからね、やっぱり基本は紙地図とコンパスやで。どんなにデジタル化が進んでも、アナログな道具を使いこなせるスキルは、山では絶対に必要なんやわ。

山から学ぶ、日常の豊かさ

山に登り続けるって、結局は自分自身との対話なんやね。自分の体力と向き合って、無理せず、でも挑戦し続ける。それが日常を豊かにする秘訣なんやろな。登山の安全原則も、日々の生活に置き換えてみれば、無理のない計画を立てて、いざという時の備えを怠らない、ってことやと思うんやわ。

次の山行が楽しみやね

次の週末もまた大倉尾根かな。この時期は、新緑が眩しくて気持ちええんやわ。みんなも、自分なりの「安全登山術」を見つけて、長く山を楽しんでほしいわ。山は逃げへんから、焦らず、自分のペースで登っていこうや。ほな、また山で会おうな!