最近、リモートワークの合間にベランダの植物に水やりしててな、ふと空を見上げたら、えらい気持ちええ青空やったんや。こんな日は丹沢の山に行きたなるんやけど、正直な話、最近はちょっと膝がなぁ、って。

丹沢の大倉尾根も、もう15年やで。40代の頃はガンガン登れたけど、50代半ばになると、下りで膝が笑う回数も増えてきたんやわ。無理は禁物やろ?

丹沢の尾根を離れ、妻と見つけた「手仕事」の喜び

そういや、ワイが山ばっかり行ってたから、妻との共通の趣味も減ってきてたなぁって、最近反省しててん。子供も独立したし、これからは夫婦の時間をもっと大事にせなあかんなって、漠然と思ってた時に、妻が「健ちゃん、こんなん見つけたで!」って教えてくれたんが、とある「森の恵み工房」のソーセージ&燻製体験やったんや。

最初は「え、ソーセージ?自分で作るん?」って思ったんやけど、話を聞いてみたら、山とはまた違う「手仕事」の世界が広がりそうで、ちょっとワクワクしたんやね。道具へのこだわりや、自然の恵みを加工するってのは、なんか山登りにも通じるもんがあるんちゃうか?って、新鮮な気持ちになったんやわ。

豚肉1kgが紡ぐ夫婦の時間

ワイらが参加したのは「森の恵み工房」の『夫婦で満喫!手作りソーセージ&燻製体験コース』。一人あたり8,500円やったかな。材料費も施設利用料も込みで、約3時間の体験やったで。

まずはソーセージ作りや。豚ひき肉1kgをボウルに入れて、スパイスを混ぜ込むんやけど、これが結構力仕事なんやわ。妻と二人で交代しながら、粘りが出るまでコネコネ。おっちゃん、普段はUL装備で荷物軽くするのに命かけてるけど、この時ばかりは腕の筋肉をフル活用や。

「もうちょっと混ぜた方がええんちゃうか?」「あ、なんかええ匂いしてきたで!」なんて言いながら、二人で夢中になって作業したんや。そのあと、腸に詰めていくんやけど、これがまた難しいんやわ。ブツブツ切れたり、空気入ったり。でも、二人で「ここちゃうか?」「もうちょっと押して!」とか言いながら、ワイワイやるんが楽しいんやね。まるで山でルート探ししてるみたいやったで。

ソーセージができたら、次は燻製や。工房では SOTOのスモークポットIH を使うんやけど、これ、自宅でも使えそうやな。温度管理が大事なんやて。煙の香りもええ匂いやし、待ってる間も「美味しくなあれ」って。山で焚き火を囲んでる時みたいで、なんか落ち着く時間やったわ。出来上がった時の達成感は、山頂に立った時とはまた違う、温かいもんがあったで。

体験で作成したソーセージは、1組あたり約1kgも持ち帰れるんや。冷蔵で3日、冷凍で1ヶ月くらい持つらしいわ。家に帰ってからも、手作りの味をゆっくり楽しめるってのがええやろ?しかも、手作りソーセージは市販品と比較して、添加物を平均80%も削減できるって聞いたで。肉本来の旨味が最大限に引き出されるんやから、体にもええ気がするんやないか。

体験コースの概要は、こんな感じやったで。

| コース名 | 費用(1人あたり) | 所要時間 | 持ち帰り量(1組) | 特徴 |
| :---------------------------- | :------------------ | :------- | :---------------- | :-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
| 夫婦で満喫!手作りソーセージ&燻製体験コース | 8,500円 | 約3時間 | 約1kg | 材料費・施設利用料込み。手作りソーセージと燻製体験。添加物平均80%削減、肉本来の旨味を最大限に引き出す。冷蔵3日、冷凍1ヶ月保存可能。 |

山の知恵が活きる?自宅で再現するコツ

体験してみて分かったんやけど、燻製って案外、自宅でも手軽にできるんやろな。工房で使ったSOTOスモークポットIHは便利やけど、簡易燻製器や、極端な話、中華鍋に網乗せてもできるらしいで。山で焚き火の火加減を調整する経験とか、UL装備で荷物を軽くする工夫とか、そういう知恵が、こういう手仕事にも活かせるんちゃうかと思ってるんやわ。温度管理とか、効率的な作業とか、似てる部分があるんやね。

初心者なら、チーズやナッツの燻製から始めるのがええかもしれへんな。30分くらいでできるって聞いたで。スモークウッドも約500円で買えるし、手軽に始められるんやろな。

そういや、この間、妻とスーパーに行ったら、普段見向きもしないような高級ソーセージが並んでてな。「これ、自分らで作ったらもっと美味しくて安くできるんちゃうか?」って二人で顔見合わせて笑うたんや。余談やけど、手作りソーセージってコストがかかるって思われがちやけど、豚ひき肉1kg(約800円)と基本スパイス(約200円)で約10本程度の本格ソーセージが作れるって話やで。市販の高級ソーセージより低コストで楽しめる場合もあるんやな。

ソーセージ作りのポイントは、肉の温度は低めに保つのがコツらしいで。スパイスの調合も奥が深いんやろな。いろんなレシピを試して、自分たち好みの味を見つけるのも楽しいかもしれへんな。

自宅での燻製と体験教室、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみたで。

| 項目 | 体験教室のメリット | 体験教室のデメリット | 自宅でのメリット | 自宅でのデメリット |
| :----------- | :-------------------------------------------------------------- | :-------------------------------------------------------- | :----------------------------------------------------------- | :------------------------------------------------------------------------------ |
| 費用 | 材料・設備費込みで安心感がある | 1人あたり8,500円(推測)と初期費用は高め | 材料費のみで比較的安価に始められる(豚ひき肉1kg約800円、スパイス約200円など) | 初期道具(燻製器、SOTOスモークポットIHなど)の購入費用がかかる場合がある |
| 手間 | 準備・片付け不要で手軽 | 予約が必要、移動時間が発生する | 準備・片付け、道具の手入れが必要 | 材料調達やレシピ探しに手間がかかる場合がある |
| 品質 | プロの指導で失敗しにくい、高品質な仕上がりが期待できる | 自分のペースで試行錯誤する自由度は低い | 自分の好みに合わせて自由に調整できる、試行錯誤が楽しい | 失敗するリスクがある、品質が安定しない可能性がある |
| 経験 | 初心者でも安心して始められる、基礎を学べる | 応用やアレンジの機会は限られる | 経験を積むことでスキルアップできる、深い知識が得られる | 最初は戸惑うことが多いかもしれへんな |
| 安全性 | 専門の設備と指導で安全に配慮されている | - | 火器や食材の扱いには十分な注意が必要、自己責任が伴う | - |

丹沢の頂きも、食卓の燻煙も。夫婦で歩む新たな道のり

今回の燻製体験の後、夫婦の会話が明らかに増えたんや。山での話もするけど、「今度はどんな食材燻す?」「あのソーセージのスパイス、もっとこうしてみいひん?」とか、新しい共通の話題ができたんやね。一緒に何かを作るって、こんなに楽しいもんやったんやなぁ。妻の笑顔が増えた気がするんや。

山で自然の恵みに感謝する気持ちと、手仕事で食材と向き合う気持ちは、なんか通じるもんがあるんやわ。山頂での達成感も、手作りの燻製を肴に一杯やる時の満足感も、違う種類やけど、心を満たしてくれるのは一緒や。

『レジャー白書2023』によると、夫婦やカップルでの体験型アクティビティは、平均満足度が90%以上で関係性が深まるって報告されてるらしいで。ワイらの体験も、まさにそれやったんやろな。

普段の生活にマンネリを感じてる人、パートナーとの時間をもっと豊かにしたいと思ってる人は、ぜひ新しい体験に飛び込んでみてほしいんや。山じゃなくても、食でも、なんでもええ。新しいことに挑戦するってのは、人生を豊かにする一番の近道かもしれへんな。

次は、鹿肉とか猪肉でソーセージ作りに挑戦してみるのもええかもしれへんな。丹沢の山の恵みと、手仕事の知恵を合わせて、もっと美味いもん作れたら最高やろ?秋の紅葉シーズンに難ルートに挑戦するのもええけど、食卓の燻煙を囲む時間も、これからはワイの楽しみの一つになりそうやで。