
今日という日は山に向き合うための戒めやね
毎年この時期になると、ふと立ち止まって「もし山で被災したら?」と真剣に考えてしまう。おっちゃんも55歳になって、体力が落ちた分を道具の知恵で補うようになってきたけど、命を守る準備だけは手抜いたらあかんなと改めて痛感したわ。
山の装備は非常時の備えにもなる
登山のために普段から揃えているUL(ウルトラライト)系のギアって、実は災害時にもめちゃくちゃ役立つんやで。例えば、軽量な浄水器や高機能なヘッドライト、コンパクトなガスストーブ。これらは「荷物を軽くして遠くへ行く」ためのものやけど、そのまま「孤立しても生き延びるための命綱」にもなる。
おっちゃんは最近、このUL装備のノウハウを体系化してデジタルアーカイブにする作業を始めてるんや。若いやつらや、同じようなシニア世代にも「これさえあれば心強い」というリストを伝えたいんよ。防災袋に重いものを詰め込むより、山行で使い慣れた軽量ギアをまとめる方が、いざという時に自分らしく動けるんやないかと思ってるんやわ。
備えを少しだけひねってみる
せっかくやから、いつもの「防災」をちょっと別の視点で見直してみるのもええよな。例えば、普段の山行で「これは必須や」と思ってるものを、あえて災害用として別の場所にストックしておく。これ、意外と大事やねん。
S(代用): いつもの山用レインウェアを、家の防災リュックにすぐ出せるように入れておく。
C(結合): 普段の非常食に、山で食べて美味しかった行動食をプラスしてみる。
A(適用): ヤマビル対策の塩やスプレーを、緊急時の衛生用品セットに組み込む。
M(拡大・縮小): 家族の分も考えて、コンパクトなULテントをもう一つ確保しておく。
P(転用): トレッキングポールを、避難時の杖として活用する練習をしておく。
E(削除): 使い方のわからない多機能ツールはやめて、使い慣れたナイフ一本に絞る。
R(逆転・再配置): 「いつか使う」ではなく「山で使い古すサイクル」の中に非常用ギアを循環させる。
道具を愛でることは自分を守ること
余談やけど、最近ホームセンターで買った新しいヤスリの切れ味が良すぎて、つい家中の金属を磨きたくなってるんよ。全然関係ないんやけど、こうやって道具の手入れをしてると落ち着くんやね。
結局、命を守る道具っていうのは、日常から触れて「自分の手に馴染んでいるか」が全てやと思うんや。高いギアは正直やからな。いざという時に使い方が分からないんじゃ意味がない。日頃から山に持ち出して、泥だらけにしながら自分の体の一部にしていく。それが一番の備えやと、おっちゃんは信じてるわ。
山で培った知恵を次の世代へ
山登りっていうのは、自然の脅威を知る遊びでもある。だからこそ、街にいても「もし今、ここで揺れたら?」という意識が自然と働くようになるんやろうね。
今度の紅葉シーズンは、最新ギアを詰め込んだULスタイルで、あの厳しい大倉尾根をまた単独走破してやろうと計画中や。今回の災害への振り返りも兼ねて、装備を見直しながら準備を進める時間が、今は一番の楽しみなんやわ。皆さんも、今一度リュックの中身を確認してみてな。また山で、元気な姿で会おうや。
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