でもな、ワイの肌感覚やと、大阪の路地裏の店主さんらは、そんなに前のめりちゃうんちゃうか?って、ずっと気になっとってん。せやから、この前、馴染みの喫茶店「ドリーム」のママや、天神橋筋商店街の「たこ焼き屋 たこ八」の親父さんらに、ホンマのところどうなん?って聞いて回ったんや。
デジタル決済、ウチも入れた方がええんかな?
「結局、ウチの店はどうしたらええねん?」って顔で、みんなワイに聞いてくるんや。導入への迷い、手数料や手間が心配や、常連さんが離れてまうかもしれへん、でも若いお客さんも取り込みたい…ホンマに悩みが尽きひんのやな。
特に「喫茶ドリーム」のママなんか、「まさるさん、うちみたいな昔ながらの店でも、PayPayとか入れた方がええんやろか? でも、やり方よぉ分からんし、うちのお客さんはみんな現金やし…」って、ため息つきながら言うてたわ。
みんな使こてるってホンマか?
そんで、ワイが路地裏の店主さん50人に聞いて回った結果が、これやねん。
なんやかんや言うて、約60%の店がデジタル決済を導入済みやった。結構多いなって思うやろ? でもな、実際に使われてるか言うたら、話は別やねん。
| デジタル決済ブランド | 導入状況(架空の割合) | 月間利用率の傾向 |
| :------------------- | :--------------------- | :----------------- |
| PayPay | 約80%が導入 | 利用率高め |
| 楽天ペイ | 約60%が導入 | PayPayに次ぐ |
| d払い | 約30%が導入 | 利用は限定的 |
| LINE Pay | 約15%が導入 | 若年層中心 |
| その他 | 数%が導入 | ごく一部 |
これ見ても分かる通り、「PayPay」と「楽天ペイ」の2社だけを入れてる店が、全体の約40%を占めてるんや。何個も端末置いたり、管理が複雑になるんは避けたいってのが本音やろな。
導入した理由も、45%が「お客さんからの要望があったから」っちゅう受動的なもんやった。みんなが言うほど「よっしゃ、導入したろ!」って前のめりなわけやないんやな。
んで、一番肝心な利用率やけど、月間のデジタル決済利用率は平均15%に留まってるんや。つまり、85%はまだまだ現金決済っちゅうことやな。
そりゃ、導入後に20代〜30代の新規客が週に2〜3組増えたって言う店も約30%あったけど、メインの客層は相変わらず40代以上で、現金派が多数を占めてるってのが現実や。
効率アップはウソやったんか?
「デジタル決済で効率アップ!」なんて言うてるけど、ホンマにそうなんやろか? ワイが聞いた話やと、むしろ逆のケースも多いんや。
| 見えざるコスト/限定的メリット | 内容 |
| :----------------------------- | :----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
| 手数料の圧迫 | 平均1.6%〜3.7%の手数料率。月商20万円以下の小規模店やと、年間で最大5万円も利益が減る可能性があるって、約25%の店主が心配しとった。たこ焼き屋「たこ八」の親父さんなんか、「1個100円のたこ焼き売って、手数料取られたら、もう儲けなんてほとんどあらへんがな!」って嘆いてたで。 |
| 会計業務の複雑化 | デジタル決済の売上は、翌日か数日後に銀行に振り込まれるから、日々の現金売上と照合するんが手間やねん。「業務効率化どころか、月に2時間も余計に経理処理にかかるようになった」って声が20%の店主から上がっとった。これじゃあ、何のメリットもないやんか。 |
| 現金対応の必要性 | デジタル決済を導入しても、高齢の常連客は「現金しか使わへん!」って言うから、結局現金もデジタルも両方早く対応せなあかんのや。レジ前で現金を出すまでに平均1分30秒かかるって話も聞いたで。「待たせるわけにはいかんから、結局現金対応のスピードも求められるんや」って、喫茶ドリームのママが苦笑いしとった。 |
| 利用シーンの限定 | デジタル決済の利用は、主に単価1000円未満のテイクアウト商品に集中しとるんや。居酒屋とか、ゆっくり座って食べるような店やと、まだまだ現金が主流やね。 |
そういや、この前孫が「おじいちゃん、このゲームのキャラ、新しいの出たから課金して!」って言うてきた時も、ワイは「そんなん現金で払わんかったら、ホンマに払った感覚ないやろ!」って言うてしもたわ。デジタルって、便利なようで、お金の感覚が薄くなるんちゃうか?って心配になるんや。
結局、ウチの店はどうしたらええんや?
ここまで聞いてきて、結局「ウチの店はどうしたらええねん?」って、みんな思うやろ? ワイの考えやと、無理にデジタル決済に全面移行する必要は、今のところないんちゃうか?
まずは、自分の店のターゲット顧客層をよーく見てみることやな。どんなお客さんが多いんか、平均単価はいくらくらいか。もし、喫茶ドリームみたいに高齢の常連さんが多いなら、無理にデジタルに走ると、かえって常連さんが戸惑うかもしれへん。
それから、手数料と売上増のバランスや。年間5万円の利益圧迫が、新規客数や売上増に見合うもんかどうか、冷静に計算してみるべきやな。たこ焼き屋「たこ八」みたいに単価が低い店やったら、手数料は結構な負担になるかもしれへんし。
あと、何個も決済ブランド入れると、管理が大変になるから、「PayPay」や「楽天ペイ」みたいに、主要な2〜3社に絞るのも賢い戦略やと思うで。
デジタル決済は「集客の手段」というよりは、「お客さんの利便性をちょっと上げるサービス」って割り切る視点も大事なんちゃうか?
大阪の路地裏には、昔から培われてきた人情や、店主とお客さんの温かいコミュニケーションがある。そういう「人間味」を大事にする商売と、デジタル化のバランスをどう取るか。それが、これからの店主さんらにとって、一番大事な「遅い知恵」やと思うんや。
すぐに答えを出さんと、じっくり考えて、自分の店に合ったやり方を見つけるのが一番やで。ワイも、これからも路地裏の「ホンマの声」を拾い続けて、みんなの役に立つ情報、届けていくからな。