
承認欲求を換金する、夜の遊び方
深夜二時、青白い光の中の残骸
部屋の電気は消してあるのに、顔だけがスマホの冷たい青白い光で照らされてる。真っ暗な部屋で、私だけが光ってるみたい。シーツはひんやりしてて、誰かのぬくもりなんてどこにもない。
裏垢にログインして、通知が止まった静寂を眺める。さっきまであんなに忙しく鳴り響いてたのに、急にシーンと静まり返るあの瞬間、なんだか心臓がズキッとするの。自分という存在が、誰にも見られていない不安に飲み込まれそうで、息苦しいよ。
他人の庭を覗く癖
なんとなくTLを眺めてたら、ふと流れてきた誰かの成功譚。キラキラした場所で笑って、充実した日常を更新してる人たち。それを見るたびに、自分の部屋の散らかった服や、明日も会社に行かなきゃいけないという現実が、ぐちゃぐちゃに混ざり合って胸が苦しくなる。
「あーあ、あの子はいいな」なんて思いながら、結局自分も同じ場所を探してるんだよね。私だって、誰かに必要とされたい。ただそれだけなのに、どうしてこんなに空っぽなんだろう。
コインに変わる私の夜
自撮りを一枚、少しだけ肌を見せて投稿する。ボタンを押す指がほんの少し震えるの。しばらくして「いいね」の通知がピコン、ピコンって鳴り始めると、全身がふわふわするような安堵に包まれる。これが私の承認欲求。
でもね、反応が増えれば増えるほど、その直後に襲ってくるのは猛烈な空虚感。私の夜が、ただの数字に置き換わっていく感じ。数字が増えても、私の寂しさが埋まるわけじゃないって分かってるのに、やめられない。なんだか私、麻薬に溺れてるみたいだね。たまにくるヤリモクのDMにも、「まぁ、寂しい夜を埋めてくれるならいいか」って妥協しそうになる自分に、ゾッとするよ。
カーテンの隙間から射す午前四時
ふと、カーテンの隙間から薄明かりが漏れてきて、夜が終わる気配がした。スマホを伏せて、自分の吐息を確かめてみる。ああ、私、生きてるんだ。誰の反応もいらない、ただの「私」としての私がここにいる。
SNSは、ただの舞台。そこに住み着いちゃダメ。時々こうやって、自分の身体感覚を取り戻さないと。自分を大切にできない夜があってもいい。 どうしても寂しくて、誰かの言葉で自分を埋めたくなる夜はあるよね。でもね、ちゃんと心だけは守ろう。誰の評価も、あなたの価値を削ることはできないんだから。
さ、そろそろ少しだけ目を閉じようかな。明日の朝、また新しい顔を作って笑うために。
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