
脳を研ぐアナログの聖域
通知を切っても、頭の中はさっきまで見てたSNSの誰かのキラキラした日常や、どうでもいいクソリプの記憶でぐちゃぐちゃ。心がざわついて、自分が何を考えてるのか、本当は今日何がしたかったのかも分かんなくなっちゃう。あーあ、また寂しくて無意味にスクロールしちゃったな、なんて自己嫌悪で胸がぎゅっとなるよね。
修正の利かない、一度きりの言葉
ふと目に入ったのが、引き出しの奥で眠ってた万年筆。最近、あえてこれを使ってるの。デジタルならバックスペースでいくらでも消せるし、嘘も繕える。でも、万年筆で紙に落とす文字は、修正なんてきかない。
ペン先が紙をかすめる「カリッ」っていう音。インクがじわっと紙に吸い込まれて、少し滲むその表情。書き損じても、それを消すんじゃなくて、そのまま受け入れて次に進むしかない。この、後戻りできない緊張感が、なんだか今の自分にはすごく必要な気がするんだよね。一度きりの人生、そんなふうに責任を持って言葉を選びたいなって。
思考が輪郭を取り戻すとき
紙と向き合って、ポツリポツリと今の正直な気持ちを書き出してみる。頭の中で渦巻いてた雑音が、インクと一緒に外に流れ出ていくみたい。思考が一本の細い線に整っていく感覚。指先にはインクの少しひんやりした感触が残ってて、それが「ちゃんと今、ここに私がいる」っていう現実感を教えてくれる。
窓の外をふと見ると、夜明けが近いのか、空がほんの少しだけ明るくなってる。誰かの評価とか、外の世界のノイズに支配されてた心が、今はひっそりと自分自身の手の中に帰ってきたみたい。なんだか不思議と、胸の奥がスッと軽くなる感じがするんだ✨。
明日の私を待ちわびる夜明け
ノートを閉じる「バタン」という音。私が書いた言葉は、誰に見せるためでもない、ただ私だけのもの。これを読み返すと、自分の輪郭がちゃんと輪郭としてそこにあることが分かって、すごく安心する。
あんなに眠れなくて焦ってたのに、今はもう、すーっと深い眠りに落ちていけそう。自分を大切にできない夜があってもいい。でも、今日こうして自分の声を聞けたから、それだけで十分だよね。明日からは、この机の前に座る時間を少しだけ増やしてみようかな。まずは、お気に入りのペンとノートを用意するところから。自分の心を守る場所、少しずつ整えていこうね。
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