
7万ドルの節目を前に考える日経平均の「賞味期限」と我が家のポートフォリオ
日経平均株価が6万9000円を超え、節目の7万円を明確に捉える位置につけている。世間がNISAだ何だと浮かれている時こそ、我々のような実践的な個人投資家は「逃げ足の速さ」を意識すべきだ。
狂気と冷徹の狭間にある7万円の攻防
今週の日本市場を動かす最大のカタリストは、海外勢が注目する米国非農業部門雇用統計(NFP)と、中東の地政学リスク後退に伴う原油プレミアムの剥落だ。
5chの市況板を見れば「7万突破で大勝利」「今からレバ10倍」といった威勢のいい声が並んでいるが、相場に感情を持ち込んだ瞬間にカモにされる。現状の日経平均のPERは24倍を超え、PBRも2.8倍水準。このマルチプルは、決して安くない。
市場の現実
現在の急騰は、アドバンテストやソフトバンクグループなど、ごく一部のAI関連銘柄が牽引しているに過ぎない。この歪な歪みを見落とすと、一瞬で奈落に突き落とされる。
ボリンジャーバンドが示すテクニカルの限界
テクニカル視点では、日足のボリンジャーバンド$+2\sigma$に完全に張り付くバンドウォークを見せているが、RSIはすでに80%を超え、明確なダイバージェンスが発生しつつある。
余談だが、先日会社でGitHub Actionsを使ったCI/CDの自動化に手を付けたのだが、システムも相場も「過度な負荷」がかかり続けると、どこかで予期せぬエラー(急落)を起こすものだ。
海外口座でハイレバを張るRedditの連中は「76,000円までノンストップ」と熱狂しているが、大口の機関投資家はすでにTOPIX比率を高め、内需のバリュー株へのローテーション(資金移動)を密かに進めている。
相場で生き残るための冷徹な教訓
5chの退場者スレッドには、いつも「天井で追撃買いして死んだ」という阿鼻叫喚が書き込まれる。彼らに共通するのは、市場の「賞味期限」を意識していない点だ。
7万円は通過点ではなく、強力なレジスタンスであると認識する
値幅ではなく「時間軸」で利益を確定させる
狂気の中に身を置きつつ、頭脳だけは氷点下に保つ
私は現在、子供たちへの金融教育を兼ねて、配当収入の最大化を目指したポートフォリオの再編を進めている。「銭を働かせる」とは、ただリスクを取ることではない。冷徹に期待値を計算し、勝ち逃げの準備をすることだ。
この過熱する市場の中で、あなたは今、どのタイミングで利益を確定させようと考えていますか?