
為替介入の影と、結局「動かない」市場の退屈さ
次世代への資産承継を考えて、最近は法人と個人のポートフォリオを徹底的に見直しているんだ。そんな矢先にこの相場だ。綺麗事なしに言えば、今の市場は「材料待ちの凪」状態で、小銭を稼ごうと躍起になる層だけが掲示板で叫んでいるような空気が漂っている。
介入の「狼少年」化と冷めた市場
5chの市況板を覗いてみれば、「また口先介入か」「財務省のいつもの芝居」といった冷笑的な書き込みが並ぶ。かつてなら、介入の気配一つでショート勢が阿鼻叫喚の地獄絵図を描いたものだが、最近は市場も学習しているのか、少しのことでは動じない。
結局、介入というのはボラティリティを一時的に跳ね上げる劇薬でしかない。僕らのような経営者からすれば、実需の決済レートが安定しないことが何よりの頭痛の種だ。介入警戒でドルが売られる一方で、ファンダメンタルズがドル高を支え続けるこの乖離。この「歪み」こそが、今の相場の本質かもしれないな。
テクニカルが教える「162円」の壁
チャートを分析すると、USD/JPYは162円の手前で何度も頭を抑えられている。テクニカル的には20日EMA(指数平滑移動平均線)がサポートとして機能しており、完全に押し目買い優勢の形だ。
ここで無闇に逆張りショートを仕掛けるのは、機関投資家の狩場に飛び込むようなものだ。今の強気相場を押し下げているのは、介入という「物理的な恐怖」ではなく、単なる期待値の剥落に過ぎない。利上げ期待が少し後退しただけで、この程度の下落だ。逆に言えば、下値の固さが際立っているということだ。
余談と日常の切り替え
そういえば、今朝は久しぶりに庭の植木に水をやったんだ。普段は忙しさにかまけて放置気味だったが、葉の緑が濃くなっているのを見て少し心が落ち着いた。投資の荒波に揉まれていると、こういう何でもない変化がやけに大事に思える。
全く関係ないが、最近、次男が「ブロックチェーンで何かを作りたい」と言い出してね。子供の好奇心というのは予測不可能だが、将来を見据えた資産承継を考えている自分としては、少し面白い種になりそうだ。銭を働かせる教育の難しさと可能性を、改めて痛感しているよ。
生き残るための冷静な視点
今の相場環境で最も避けるべきは、「介入があるはずだ」という希望的観測でポジションを持つことだ。それは投資ではなく、ただの博打に近い。僕なら、この膠着状態が崩れるポイント、つまり162円を明確に突き抜けるか、逆にEMAを割り込むかを確認するまで、致命的な賭けは避ける。
結局、相場に残っているのは、論理を突き詰めて損切りを徹底できる奴だけだ。煽り情報に踊らされず、淡々とポートフォリオの最適化を進める。これが、この狂った市場で「銭」を守り、次世代へ繋ぐ唯一の道だと確信している。
あなたなら、この介入警戒の相場で、あえてリスクを取りに行きますか?それとも、嵐が過ぎ去るのを静かに待ちますか?