
161円台の攻防と「介入」という名の劇薬
最近、経営者仲間と集まっても「円安で輸入コストが跳ね上がってたまらん」という嘆きばかりです。財務省や日銀の要人が「断固とした対応」という決まり文句を繰り返すたび、市場の空気がピリつくのを感じます。2年前の介入時、あの激しい乱高下で往復ビンタを食らった投資家の悲鳴を思い出します。
介入は特効薬ではなく「麻酔」だ
市場では再び介入の噂が飛び交っていますが、そもそも為替介入の本質を理解していない層が多すぎます。介入とは、短期的な投機筋のショートカバーを誘発するための「麻酔」に過ぎません。
今の状況、いわゆる「金利差の恒久化」を前にして、政府が数兆円のドル売り介入を敢行したところで、トレンドが変わるはずがないのです。機関投資家連中はそれを熟知しており、むしろ介入で一時的に円が買われた瞬間を「絶好の押し目買いチャンス」と捉えています。
5chの阿鼻叫喚とリアルな現場
5chの市況板を覗くと、案の定「介入キター!」という歓喜と、「死んだ、強制ロスカットだ」という阿鼻叫喚が入り混じっています。特にレバレッジを限界までかけている個人勢は、介入による数分間の急激なスプレッド拡大だけで退場させられます。
私が最も危険視しているのは、この「介入待ち」というギャンブル的な姿勢です。チャートを見れば一目瞭然ですが、安易な逆張りは資金をドブに捨てるのと同じです。プロの視点で言えば、介入を予想してポジションを構築するのではなく、介入が起きた後の「パニックが収束した後の方向性」にこそ、利益の源泉があります。
余談だけど、最近のCI/CD
これ、相場とは全然関係ない話なんですが、GitHub Actionsで社内のタスク管理の自動化を組んでいたら、思いのほか上手くいきました。手作業でちまちまやっていた事務処理が、ボタン一つで回るようになる。やっぱり「仕組み」を構築する快感は、投資のポートフォリオを再編する作業に似ていますね。
結局、どう生き残るか
結局のところ、介入という政治的なカードが切られるたびに資産を減らす個人投資家は、自分の資金管理に問題があることを直視すべきです。ポートフォリオを配当収入重視にシフトしつつ、為替のリスクヘッジをどう組み込むか。
次世代への資産承継を考えている今、この「円の価値」という土台が揺らいでいることに、もっと危機感を持つべきかもしれません。介入のニュースに踊らされるのではなく、冷静に市場を俯瞰し、自らの戦略を修正し続けるしかないのです。
この161円台の膠着状態、あなたならこの先、円がどう動くと読んでいますか?
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