英語の音声モード相手に注文の練習をしてたんやけど、正直照れくさかった。でも「一緒にやってみるか」と軽いノリでレストランごっこに誘ってみた。うちの娘、人見知りが激しくて、実際のレストランだと店員さんに「ハンバーグください」の一言すら言えず、結局俺が代弁してしまう。だからこそ「AIが相手ならどうなるんやろ」という好奇心が半分、罪悪感が半分やった。
1回目、58秒で撃沈した
結論から言うと、1回目はあっさり終わった。58秒でギブアップ。理由は「メニューが読めない」。
音声モードが早口で読み上げるメニューを、娘は聞き取れずフリーズ。俺も「やっぱ5歳児には早かったか」と少し焦った。ただの暇つぶしのおもちゃで終わらせたくないと思って始めたのに、初回でこれかと。でもここでやめる理由もないなと思って、3日後にもう一回だけ試すことにした。
話速0.75倍で発話が倍になった
2回目、原因は単純やった。ChatGPTの音声設定を見たら、話す速度が標準の1.0倍のまま。試しに設定画面から0.75倍まで落としてみた。
これが効いた。発話回数が4回から8回に倍増。会話が続いた時間も58秒から2分40秒まで伸びた。しかも「あ、間違えた、ハンバーグじゃなくてオムライス」と自分で言い直す場面まで出てきた。これ、実際のレストランで店員さんに注文を間違えて言い直すのと同じ動きやなと気づいた瞬間、ちょっと鳥肌が立った。
設定はアプリの音声設定から速度スライダーを下げるだけ。うちの子の場合はこれで劇的に変わったけど、他の子でも同じとは限らんので、あくまで一例として試してみてほしい。
「ハンバーグ抜きでポテト増やして」と交渉した3回目
3回目が一番驚いた。会話が4分20秒、ノンストップで続いた。
途中で娘が急に「ハンバーグ抜きでポテト増やして」と自分から注文を変更してきた。AIが「かしこまりました、ハンバーグを抜いてポテトを大盛りにしますね」と復唱すると、娘は目を丸くして「本物みたい」とつぶやいた。
俺はてっきり簡単な単語のやり取りで終わると思ってたから、この交渉のくだりには正直やられた。AIを万能だとは思わんけど、少なくともうちの5歳児にとっては「ごっこ遊び」の域を超えた何かがあったんやと思う。
| 回数 | 継続時間 | 発話回数 | 出来事 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 58秒 | 4回 | メニューが読めず中断 |
| 2回目 | 2分40秒 | 8回 | 訂正発話が初めて出現 |
| 3回目 | 4分20秒 | 記録せず | 自発的なオーダー変更 |
人見知りな子ほど本音を言えるんかもしれん
「AIとの会話は無機質で子供には続かない」とよく言われるけど、うちの場合は逆やった。人間の店員相手だと固まってしまう娘が、AI相手だと「これ嫌い」とはっきり言える。相手の顔色を読まなくていい分、率直になれるんかもしれん。
「子供の集中力は5分が限界」ともよく聞くけど、テーマがレストラン注文という具体的な設定やと、4分20秒普通に持った。ただしこれはうちの娘一人の話で、他の家庭で同じ結果になる保証はどこにもない。念のため言っとくけど、これで「教育効果あり」と断定するつもりは全然ない。
コスパで言えば、これは無料のChatGPTアプリと家にあるスマホだけで完結した実験。英会話スクールのロールプレイレッスンやと1回3000円前後が相場やから、それを考えると自腹を切る必要すらなかったのはでかい。ただし、これは「英会話スクールが不要」という話ではなく、「まず1回無料で試す価値がある」という話に留めておきたい。スクールには人間ならではの間の取り方や表情のフィードバックがあって、それはAIには代替できない部分やと俺は思ってる。
今度はサイゼリヤで試してみようと思っとる
罪悪感があったのは事実。スマホを子供に渡すことに対して「ただの暇つぶしにしてないか」という後ろめたさがずっとあった。でも3回分の記録を見返すと、少なくとも「話す練習」にはなってる実感がある。
次は実際にサイゼリヤかどこかのファミレスで、練習した通りに注文させてみようと思っとる。うまくいくかは分からん。でも、まずは自分のスマホを1回貸してみる、それくらいの軽さで始めてみたらええんちゃうかな、というのが今の正直な感想や。
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