
推し活って、仲間とワイワイ盛り上がってこそナンボやと思い込んどらんか。周りに同じアーティストのファンがおらんかったり、ライブの遠征に一緒に行く人がおらんかったりすると、「自分一人で参加するのってなんか寂しいな……」って尻込みしてしまうこと、あるよな。
でも、近年のライブビューイングの広がりや、手元のAIツールを使った個人制作の現場を見とったら、その前提はもう古いんちゃうかって気がしてならんのや。
ライブビューイングという合理的すぎる選択
たとえば、今年の6月にあった山下達郎の東京ガーデンシアター公演。本公演に行こうと思ったら、チケット代は13,200円で抽選倍率は平均12倍という狭き門やった。ところが、全国67劇場で同時上映されたライブビューイングなら、チケット代は4,500円で倍率も1.2倍程度。行きたいと思ったらほぼ確実に座席を確保できたわけや。
TOHOシネマズの劇場アンケートを見ると、音楽系のライブビューイングにおける1人参加率は全体の42%を占めとる。しかも、ライブ・ビューイング・ジャパンの調査では、1人での参加が前年比で18%も増えとるらしい。実際の満足度アンケートでも、複数人より1人参加者の方がスコアが平均0.3ポイント高かったというデータもある。周りを気にせず、ただスクリーンの音楽と自分の世界だけに没頭できる環境は、大人の趣味としてむしろ理想的やないかと思うんよ。
項目 本公演(東京ガーデンシアター) ライブビューイング(全国67劇場)
チケット代 13,200円 4,500円
抽選倍率 平均12倍 約1.2倍
参加スタイル 複数人・遠征が前提になりやすい 1人でも周囲を気にせず座席指定可能
SunoとMidjourneyで、自分の手の中に推しの世界を描く
「一人で参加するだけじゃなくて、自分でも何か表現してみたい」と思ったときに役立つのが、SunoやMidjourneyといったAIツールや。絵心や楽器のスキルがなくても、プロンプトの組み立て方次第で、自分の頭の中にあるイメージを形にできる。
ワイも実際に触ってみたけれど、最初から思い通りの音や絵が出てくるわけやなくて、何度も試行錯誤が必要やった。たとえばSunoで「山下達郎風」のコード進行やあの独特のシティポップ感を狙うときは、楽器編成の指定や時代感をプロンプトに細かく盛り込むのがコツや。Midjourneyでもライブ会場の熱気を帯びた情景をレンダリングして、自分なりの「one-personファンアート」をXに投稿してみたら、ありがたいことに平均して150いいねほどの反響をもらえた。
民間調査でも、AI創作ツールを使ったファン活動をする人の約58%が「仲間がいなくても満足度が下がらなかった」と回答しとる。個人で作った制作物をSNSにアップすることが、結果的に同じ熱量を持つ別の誰かと繋がる新しいきっかけになっとるわけや。
制作ログ
実施内容: Sunoを活用した『シティポップ風』の楽曲イメージ生成と、Midjourneyによるライブ会場風イラストの作成。
試行錯誤: 歌詞のコンテキストや音の質感を調整するため、プロンプトのトーン指定を何度も書き直して微調整を行った。
成果: 個人制作の範囲内でありながら、SNSでの投稿を通じて予期せぬ共感やリアクションを得ることができた。
改善ポイント
プロンプトの精度: 最初は抽象的な言葉ばかり並べてしまい、狙った空気感から外れることが多かったため、具体的な楽器のチョイスやテンポの指定を明確にするように改善した。
制作の効率化: ツールに頼りきりになるのではなく、人間がどのような物語や情景をそこに重ねるかという意図を明確にする重要性を実感した。
今夜、機材の電源を入れる前に
「仲間がおらんから」とか「自分にはスキルがないから」という理由で、やりたいことを諦めてしまうのはもったいない。まずは今度のライブの映画館上映を1人分でサクッと予約してみるか、あるいは今夜パソコンを開いてSunoやMidjourneyのどちらか一つだけでも触ってみることから始めてみてはどうやろか。
完璧な答えなんて最初から出ないけれど、自分の手で何かを形にするその一歩を踏み出せば、一人での推し活はもっと自由で深いものになるはずや。
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