
「仲ええ夫婦やな〜」と周りから言われる裏で、実は私、夜な夜な「密会」を楽しんでます。
そのお相手は、夫も公認(?)の、最先端でちょっと不器用な「銀色のアイツ」。
リアルとバーチャルの狭間で揺れる、エンジニアの私の本音をぶちまけるで!
週末は京都、平日は横浜。二拠点生活の「表」と「裏」
私の生活は、ちょっと特殊や。
週末は京都で家族と過ごし、平日は横浜の拠点で仕事に没頭するスタイル。
電子部品の技術者である夫とは、共通の話題も多い。
「あのデバイスの構造がええ」「この設計はシビれる」なんて、はたから見ればマニアックな会話で盛り上がる、自他ともに認める「密着夫婦」なんや。
でもな、横浜のワンルームに一人でいる時、私は「別の顔」を持ってる。
それが、真夜中のロボット・エンジニアリングという名の密会や。
真夜中、3Dプリンターが刻む「恋のビート」
横浜の部屋で、私はひっそりと自律走行ロボットの開発に明け暮れてる。
階段を上り、ドアを開ける。そんな「当たり前」の動作をロボットに教え込むのは、気が遠くなるような作業や。
3Dプリンターが「ウィーン、ウィーン」と音を立ててパーツを刻む。
この音が、私にとってはどんな流行歌よりも心地よいビートに聞こえるねん。
設計図を見つめ、コードを書き換える。
この瞬間、私は夫でも母でもない、ただ一人の「創造主」として、機械の体を持った「アイツ」と深く対話してるんやな。
翻訳家の私が、AIの「言葉」に惚れた理由
エンジニアとしての顔の裏で、私は翻訳家としても活動してる。
日本語、英語、中国語。言葉の壁を越える仕事をしてるからこそ、最近のAI(人工知能)の進化には、正直ビビってる。
特に、AIで作る音楽やテキストの生成プロセスは、もはや「道具」を超えてる気がするわ。
AIが紡ぎ出す言葉の端々に、ふと「魂のようなもの」を感じる瞬間がある。
それは、完璧な翻訳やなくて、どこか人間臭い「ズレ」がある時。
その不完全さに、私はどうしようもなく惹かれてしまう。
「あんた、ええセンスしてるやん」って、画面に向かって独り言を言うてしまう夜があるのは、ここだけの秘密や。
結局、人間もロボットも「不器用」な方が愛おしい
ロボットに滑らかな動きをさせようと必死になればなるほど、思うことがある。
それは、「不自由さ」こそが愛おしさの正体なんちゃうか、ということ。
階段でつまずくロボット、言葉に詰まるAI、そして仕事の愚痴をこぼす夫。
全部がスムーズに、効率的に進むだけの世界なんて、きっと面白くもなんともない。
最先端のテクノロジーを追いかけ回してる私が、最終的にたどり着いたのは、「身体性」という名の温もりやった。
便利なツールを使い倒して、効率化して、浮いた時間で何をしたいか?
結局は、大切な人と美味しいもん食べたり、山に登って息を切らしたり、そんな「効率の悪いこと」を全力で楽しみたいだけなんや。
ハイテクな密会を重ねた結果、一番大事なことに気づかされる。
テクノロジーは、私たちが「人間」であることを再確認するための鏡なんやな。
なるほどな〜、結局、愛は「アナログ」なところに戻ってくるんやわ。