4軒を「自走できるか」だけで見た
横浜で通える範囲のパーソナルジムを4軒調べた。見るポイントは1つだけに絞った。3カ月後、自分だけでフォームと重量を管理できる状態まで連れて行ってくれるかどうかだ。
BEYOND横浜東口店は24回・3カ月で435,600円。見た瞬間に画面を閉じかけた金額だが、卒業後は月2回17,600円〜のメンテナンスプランに移行できる設計になっている。最初に集中投資し、あとは低頻度で維持するという思想が価格に表れている。
Apple GYM横浜店は月8回で68,640円+設備費。体感的には現実的な水準だが、「個別指導は最大2名まで」という注記が引っかかった。完全1対1を前提にしていると、実際は相席指導になる可能性がある。ここは無料カウンセリングで必ず確認すべき点だ。
Reborn myself横浜店は女性専用のため私の選択肢からは外れるが、277,200円で3カ月完走後は1〜48回のチケット制に移行できる。この「終了後の受け皿」の作り方は、BEYONDやApple GYMを評価する際の比較基準として役に立った。
FIT PLACEパーソナルは月額約19,800円相当で契約縛りなし、併設の24時間ジムが使い放題。「3カ月で自走」という目的には一番素直に噛み合う設計に見えるが、店舗ごとのパーソナル月内回数や初回決済額は公式サイトだけでは読み切れなかった。
数字だけでは見えない落とし穴
正直に言うと、この4軒を並べて「安いFIT PLACEが正解」と即断するのは危険だと思っている。月額が安いプランほど、トレーナー1人あたりが抱える客数が多く、フォームの微修正まで手が回らないケースがある。契約縛りがないのは魅力だが、縛りがないからこそ「自走用メニューを体系立てて渡す」インセンティブがジム側に薄い可能性もある。
逆にBEYONDの43万円は高いなりに、3カ月という期限を区切ることで「卒業設計」が最初から料金に組み込まれている。安さで選ぶと自走できず、高さで選ぶと財布が悲鳴を上げる——この綱引きこそが今回の比較で一番学んだことだ。結論として、私は「月2回のメンテナンス移行」が明文化されているBEYONDとFIT PLACEの2軒に絞ってカウンセリングを受け、Apple GYMは「個別指導2名まで」の実態を確認できなければ見送る方針にした。
無料カウンセリングで使うセリフ
どの店であっても、初回カウンセリングでは次の質問をそのままぶつけるつもりだ。
「3カ月だけ集中して、4カ月目からは自分でジムに通いたいです。3カ月目に自走用メニュー、フォーム、重量設定、食事の維持方法まで作ってもらえますか。卒業後は月1〜2回の確認だけにできますか。」
このセリフに対して具体的な回数・料金・成果物(メニュー表など)で即答できないジムは、正直候補から外すつもりでいる。曖昧な返答しか返ってこない店は、3カ月後も「継続契約」を勧めてくる可能性が高いと踏んでいるからだ。
56歳になって初対面のトレーナーに体を預けるのは、正直まだ少し照れくさい。だが筋トレもボイトレも「1人だと続かない」と何度も痛感してきた身としては、続く仕組みに先に金を払っておく方が結局は安上がりだ。9月にどこかのカウンセリングへ実際に足を運んだら、また具体的な数字で報告する。
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