ワイはもう15年、丹沢の大倉尾根、通称「バカ尾根」を登り続けてるんやけど、さすがに50代半ばになると、若い頃と同じようにはいかへんねん。40代の時は「まだまだ!」って意気込んどったけど、50代になると下りで膝が笑う日が増えてきてな。それでも、新しい山頂を目指す気持ちは変わらへん。
このベランダ燻製も、最初はサクラチップとリンゴチップばっかり使っとったんやけど、最近はちょっとマンネリを感じてきてな。「もっと新しい香り、探せへんかな?」って、ちょうど山で新しいルートを探すような気持ちになってたんや。
# いつもの山行に飽きたら、未知の稜線へ。ベランダ燻製もまた然り
丹沢のバカ尾根は、もう庭みたいなもんや。目を閉じてもルートが浮かぶくらい、隅々まで知っとる。でもな、知っとるからこそ、たまには「新しい景色が見たい」って思うんや。同じ道を歩き続けるのもええけど、一歩踏み出して、まだ見ぬ稜線に挑むのもまた、登山の醍醐味やろ?
ベランダ燻製も一緒や。いつもサクラやリンゴのウッドチップばっかり使っとったら、そりゃ飽きも来るわな。チーズもベーコンも、いつもの味になってまう。でもな、ちょっと視点を変えるだけで、目の前に新しい「香りの稜線」が広がるんやで。
ワイもこの前、娘が喜んでくれた燻製チーズに、何か新しい要素を足されへんかな、って考えたんや。そしたら、キッチンにあるもんが、意外な「香り素材」になるって気づいてな。
# サクラ、リンゴだけが山じゃない。キッチンに眠る、深淵なる香りの素材たち
「燻製チップは専用品を使うもんや!」って、昔はワイもそう思っとったんや。山道具も「専用品が一番」って思うとるからな。でもな、これが意外と違うんやで。山で急な悪天候に遭うた時、手持ちの道具を工夫して乗り切るように、燻製でも「身近なもん」がすごい力を発揮するんや。
例えばな、コーヒー豆。特に深煎りのやつや。これをウッドチップに少し混ぜて燻製すると、チーズやナッツに深みのあるロースト香が加わって、いつものサクラチップだけとは全然違う、大人の味になるんや。なんでも、ユーザー調査やと満足度が約20%も向上したって話もあるみたいやで。しかも驚くことに、使い終わったコーヒーかすでも十分に香りが立つらしいんや。これにはワイもびっくりしたわ。もったいない精神で、再利用できるのはええことやね。
あとは、紅茶の茶葉。アールグレイなんかは、フローラルで上品な香りが食材に移って、鶏肉なんかと相性抜群や。それに、フレッシュハーブ、例えばローズマリーやタイムを少量加えると、鶏肉や魚介類の臭みを約30%も抑えて、プロが作ったみたいな香りに仕上がるんやと。約15分で仕上がるっていうから、これも試す価値ありやね。
「燻製は長時間かけるほどええもんや」ってよく言われるけど、それも通説の一つやね。山でも、無理に長時間歩き続けるより、適度な休憩と効率的なペース配分が大事やろ? 燻製も同じで、短時間(20〜40分くらい)でも、香り素材を工夫すれば食材の持ち味を活かしつつ、複雑な香りをつけられるんや。むしろ、長時間やりすぎると焦げ付いたり、えぐみが出たりすることもあるみたいやから、注意が必要やで。紅茶の茶葉やコーヒーの粉は、燃焼温度が低いから、チーズや卵みたいに溶けやすい食材の低温燻製にも向いてるみたいやね。溶け出しリスクが約10%減るっていうから、これは嬉しい発見や。
# 未知の山行に挑む装備と計画:煙と香りを操る、プロのセオリー
新しい香りに挑戦するんやったら、やっぱり計画と装備が大事や。山でルートを考えるのと同じやね。
まず、燻製器やけど、ワイはSOTOのスモークポットを愛用しとる。これ、熱源との相性もええし、手軽に使えるからおすすめやで。あとは、キャプテンスタッグのコンパクトスモーカーなんかも、5,000円から10,000円くらいで手に入るし、初心者にもええかもしれへんな。
香り素材のブレンドは、最初はウッドチップ70%:未知の香り素材30%から始めるのがええみたいやで。コーヒー豆やったら約50g、紅茶なら約20g、ハーブなら約10g、スパイスなら約5gくらいを目安に、ウッドチップに混ぜてみてな。そこから、自分の好みに合わせて比率を調整していくんや。燻製時間は20分から40分くらいで十分やと思うで。短時間でサッと仕上げるのが、食材の風味を活かすコツやね。
一番気になるのが、ベランダ燻製の「煙」の問題やろ? ワイもこの前、ベランダで燻製しとったら、隣の奥さんが「なんかええ匂いするわね〜」って声かけてくれはってな。ちょっとヒヤッとしたけど、ちゃんと換気しとるから大丈夫やったわ。風向きを事前に確認したり、換気扇の下でやったり、あとは夕食時を避けて、煙が気になりにくい時間帯にやるのがポイントや。山で風を読むように、煙の流れを読むんやで。
そしてな、何より大事なのは、記録をつけることや。YAMAPの活動日記みたいに、どんな素材をどれくらい使って、どんな食材を何分燻製したか、そしてどんな味になったか、ちゃんとメモしとくんや。失敗してもええ。その失敗が、次の成功に繋がる「経験値」になるんやからな。
# 一歩踏み出せば、そこは自分だけの「香りの頂」
山を登り続けて15年、いろんな景色を見てきたけど、やっぱり頂上から見る景色は格別や。苦労して登った分だけ、感動も大きい。
ベランダ燻製も一緒やで。通説に縛られず、ちょっとした勇気を出して新しい香りに挑戦してみる。最初は戸惑うこともあるかもしれへんけど、試行錯誤を繰り返して、自分だけの最高の「香り」を見つけた時の達成感は、まさに「香りの頂」に立った気分やと思うで。
旅はな、新しい発見と挑戦の連続や。それは、遠い山だけじゃなくて、身近なベランダでも感じられるもんやね。この燻製体験を通じて、娘との会話も増えたし、日常がほんまに豊かになった気がするんやわ。
さあ、次の週末は、どんな香りの山に登ってみようか。ワイは秋の紅葉シーズンに、ちょっと難易度の高いルートを単独で走破する目標があるんやけど、その前に、この燻製の知見を若いやつらにも伝えていきたいねん。UL装備の運用ノウハウみたいに、この香りのブレンド術も、誰かの役に立つかもしれへんやろ? みんなも、自分だけの「山の恵み」を見つけて、日常を豊かにしてや!