
山歩きの怖さと、自分の足で立つということ
そんな穏やかな朝に、ふとネットのニュースを見てたんやけど、世界中で自然災害が激甚化してるっていう統計記事が目に留まったんよ。遠い国の話やと思ってたけど、山に登る身としては他人事やないなと背筋が伸びる思いやったで。
激甚化する災害と、山の歩き方
記事には、ここ数年で気候災害の回数も規模も明らかに増えてるっていうデータが出てたわ。年間10億ドル以上の被害を出すような災害が、昔に比べて明らかに頻発しとる。ワイが15年通い続けてる丹沢の大倉尾根もそうやけど、山の天候やコンディションも、昔の経験則が通用せんことが増えてきてるんよね。
昔は「これくらいなら大丈夫やろ」って思ってた雨や風も、今は「あ、ちょっと引き返した方がええな」って判断の基準を厳しくしとる。体力がある40代の頃は無理がきいたけど、55歳になった今は、「自然の猛威に対して、いかに潔く引くか」が山で生き残るための最大の装備やと思ってるんやわ。
道具は裏切らない、だからこそ
余談やけど、最近はUL(ウルトラライト)装備の知見を若手にも継承できるようにデジタルアーカイブ化しとるんよ。山で命を守るのは、結局のところ「最新ギアへの信頼」と「自分の身体管理」やからね。
高価なギアは正直や。軽量で高性能なものは、それだけ過酷な状況でもワイらの体を守ってくれる。特に下りで膝が笑いそうなとき、軽くて足運びが楽な道具があるだけで、どれだけ心に余裕ができるか。この積み重ねが、「死ぬまで山に登る」っていうワイの目標を支えてくれとるんやね。
旅は日常を豊かにする
そもそも、なぜワイらはわざわざしんどい思いをしてまで山に登るんやろか。それはたぶん、日常のルーチンから離れて、自分の足で一歩ずつ進むことでしか得られない「生きてる実感」があるからやと思う。
山を歩いているときは、仕事の悩みも忘れてただ目の前の道と自分の呼吸に向き合う。そんな非日常の時間が、帰ってきた後の燻製をつつく食卓や、何気ない家族との会話をより一層輝かせてくれるんやないかな。山があるからこそ、街での生活も大切にできる、そんな気がしとるんよ。
次の山行への備え
秋の紅葉シーズンには、今の自分の体力をフルに試せる難関ルートを単独で走破するつもりなんや。そのために、まずは今の装備を徹底的に見直して、デジタルアーカイブとして体系化を進めるで。
山も人生も、準備を怠ればしっぺ返しが来る。せやけど、ちゃんと向き合って準備さえすれば、いくつになっても新しい挑戦はできるはずや。君も次の週末、少しだけ装備を軽くして、近くの山にでも足を運んでみんか? 気分転換、きっとええもんやで。
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