
緩んだ地山を歩く怖さ
これ、山を歩く人間にとっては本当に人ごとやない。地盤が緩んでるっていうのは、見た目には分かりにくいからこそ一番怖いんやわ。
見えない足元のリスク
山登りをしてると、一見いつも通りの登山道に見えても、実は崩落寸前っていうシチュエーションにたまに出くわす。特に大きな揺れがあった後の山は、完全に別物やと思った方がええ。
おっちゃんも昔、大雨の数日後に北アルプスの裏銀座の方を歩いたことがあるんやけど、いつもなら何でもないトラバース道が、一歩踏み出した瞬間にズズッと滑り落ちそうになって肝を冷やした。あの時の、足の裏から伝わる「あ、これアカンやつや」っていう感覚は、今でも忘れられん。
高いギアは正直で命を守る、っていうのがおっちゃんの持論や。こういう不安定な時期の山行ほど、信頼できるしっかりしたソールを持ったシューズや、確実に荷重を支えてくれる高品質なトレッキングポールが、文字通り生死を分ける。
道具の軽さと安全のバランス
最近は、長年の経験を活かして、自分のUL(ウルトラライト)装備のノウハウをまとめる作業をボチボチ始めてる。若い子やシニアの人でも、体力を無駄に消耗せずに山を楽しめるように、道具の軽量化と高機能化の組み合わせを体系化したいな、と思ってな。
ただ、軽さを追求するあまり、こういう地盤が緩んでいるような有事の際の安全マージンを削りすぎるのは本末転倒や。軽くて強い、最新のカーボンポールや、軽量でもグリップ力を落とさないビブラムソールの検証なんかを、この秋の紅葉シーズンにじっくりやりたいと考えてる。
秋には自分の体力をガッツリ試すような、ちょっと難易度の高いルートを単独で走破する計画を立ててるんやけど、こういう地震や雨の情報を見ると、ルート選びは慎重に、かつ最新ギアの耐久性を極限まで試すええ機会やな、と改めて気が引き締まるわ。
山との対話と引き返す勇気
余談やけど、昨日スーパーに行ったら、もう早々と秋の味覚の栗が並び始めててびっくりした。まだ6月やのになぁ。まあ、梅雨が明けたらあっという間に夏が来て、すぐに山が燃えるような紅葉の季節になるんやろな。時間の流れが早すぎて、おっちゃんついていかれへんわ。
道具の話に戻るけど、「高いもんがええとは限らん、ホンマに使いやすいもんが正義や」っていつも言うてる。高価なGPSを持っていようが、最新の超軽量シェルを着ていようが、崩れる地面を止めることはできへん。
旅とか山登りっていうのは、自然の懐にちょっとだけお邪魔させてもらう行為やからな。足元が少しでも「いつもと違う」と感じたら、そこから先へ進まない、あるいはルートを変更するっていう、自分の感覚を信じるアナログな判断力が一番の防衛策やと思う。
確実な一歩を求めて
自然の力にはどうしても敵わん。やからこそ、事前にこういう地盤の情報や気象の変化をちゃんと頭に入れて、いつでも引ける準備をしておくのが大人の山の嗜みやろ。
秋の難関ルートに向けて、まずは自分の装備を見直しながら、足元を固めるための最新ギアの情報をもうちょっと漁ってみるわ。
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