手網コーヒー、なんで深煎り?17世紀カフェ文化史が教える大人の没頭術
ホンマに休まっとるか?現代人の「没頭できひん病」
正直な話、ワイも普段はスマホの通知やら仕事のチャットやらで、頭が休まるときあらへんのや。休日もなんか落ち着かへんし、ほんまの意味で「没頭」する時間って、いつの間にか減ってもうたなあって思うんや。みんなも似たようなもんちゃうか?
そんな時に、この手網焙煎の話を聞いて、昔のロンドンの話が出てきてな。17世紀にパスカル・ロゼっていう人がロンドンでコーヒーハウスを始めたんやけど、その時代のコーヒー文化が今の「没頭できひん病」のヒントになるんちゃうかって思ったんや。
「真っ黒な地獄のスープ」が教える深煎りの真実
17世紀半ばのロンドンで出されとったコーヒーは、「真っ黒で不味い地獄のスープ」なんて文献に書かれるほどやったらしいで。これ、どういうことかというと、当時の生豆は品質が悪くて、欠点豆も多かったんや。せやから、その臭みとかを隠すために、強火でガンガン焙煎して、真っ黒になるまで深煎りにするしかなかったんやて。
この話聞いて、ワイも納得したんやけど、手網焙煎って熱効率が不安定やろ?遠赤外線効果もほとんどあらへんから、プロの機械みたいに繊細な浅煎りなんて、素人がやったら青臭くて酸っぱいだけの「失敗作」になりがちなんやわ。ワイも最初、ちょっとカッコつけようと浅煎り目指して失敗した経験あるから、これは身にしみる話やで。
せやから、手網焙煎で失敗せんと美味しく淹れるには、15分から18分かけて、しっかり2ハゼまで持ち込む「深煎り」が一番理にかなってるんや。当時の人らが粗悪な豆を美味しく飲むために編み出した知恵が、現代の手網焙煎にも通じるって、なんかロマンあるやろ?
ちなみに、ワイが使ってるのはユニオン産業の銀杏煎り網や。生豆はカトラのマンデリンG1っていうやつが、深煎りに向いてておすすめやで。
たった2,000円、15分の「シャカシャカ」がもたらす没頭
この手網深煎り焙煎、ええのは手軽に始められることや。本格的な焙煎機なんて5万も10万もするし、場所も取るやろ?けど、銀杏煎り網なら約1,500円、生豆1kgも約2,500円くらいで買えるから、合わせて2,000円もあれば始められるんや。自宅のガスコンロで、今すぐできるんやで。
そして、この焙煎中の15分間が、ホンマにええ時間になるんや。手網を「シャカシャカ」って1秒間に2〜3回の一定のリズムで振るんやけど、この単調な動きが、脳内のセロトニン分泌を促してくれるらしいんや。これによって、スマホの通知とか仕事のチャットとか、頭の中を駆け巡る雑念がスーッと消えて、無心になれるんやで。デジタルデトックス効果が30%以上高まるって話もあるくらいや。
ワイも、このシャカシャカやってる間だけは、普段のゴチャゴチャした頭がリセットされるような感覚になるんや。これぞまさに、大人のマインドフルネスやな。費用対効果(ROI)で考えたら、こんなにコスパのええ没頭術、他にはあらへんちゃうか?
歴史と向き合う一杯、それが「真の教養」としての深煎りコーヒーや
結局のところ、この手網深煎り焙煎って、ただコーヒーを淹れるだけちゃうんやな。17世紀のロンドンの人たちがどんなコーヒーを飲んで、どんな会話を交わしてたのか、そんな歴史に思いを馳せながら、自分の手で豆を煎る。これって、単なる趣味を超えて、まさに「遅い知」を実践してるってことやと思うんや。
表面的な情報に流されんと、その背景にある物語とか、先人たちの知恵に触れる。この一杯のコーヒーが、ワイらにそんな機会を与えてくれるんやな。完璧な答えなんて、この世にはあらへんかもしれん。けど、自分なりのやり方で、歴史と向き合いながら、日常の中に「没頭」と「学び」の時間を見つける。それが、今のワイにとっての「真の教養」なんやないかな。
この前、久しぶりに昔の同級生と会うてな。あいつも「最近、なんか落ち着かんくてなぁ」って言うてたわ。今度、手網焙煎の深煎りコーヒー、淹れてやろうと思うとるんや。きっと、あいつもこの「シャカシャカ」にハマると思うで。
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