
スマホの容量限界!孫の動画で泣く夜
孫の運動会で、一番いいダンスの場面を撮ろうとした矢先や。シャッターを押しても無反応な画面を見て、思わずその場に立ち尽くしてしもた。
撮りたいのに撮れへん。消したいけど消されへん。
孫の顔が映った動画を指先でなぞりながら、どれを残してどれを捨てるか悩む夜は、ホンマに心臓が締め付けられる思いなんや。親でもないのに、じいじとしての情けなさがこみ上げてくるで。
教室で教わった不思議な魔法
この前、近所のパソコン教室の若い先生に愚痴をこぼしたんや。「容量がいっぱいで、孫の記録が消えていくんが辛い」ってな。
そしたら先生が「今の技術はすごいですよ」って、なにやら顔を勝手に分けてくれる仕組みを紹介してくれた。
最初は「そんなもん、機械に何がわかるねん」と疑ってたんやけど、実際に自分のスマホでやってみると驚いたわ。
何千枚とある動画の中から、孫の顔が写ってるもんだけを自動でまとめてくれるんや。手作業でちまちま選ぶ必要がない。これ、まるでデジタルに精通した「番頭さん」を雇ったようなもんやないか。
あの日のオムライスが蘇る
半信半疑で任せてみた整理作業が終わったとき、スマホが勝手に一本の動画を作ってくれてたんや。
去年の夏、孫が一生懸命オムライスを食べてる姿。ただの記録やと思ってたもんが、BGMに乗ってハイライトとして流れてきた瞬間、思わず目頭が熱うなったわ。
ただのデータの羅列やない。そこには、あの時の孫の笑い声や、慌ただしい家族の日常が凝縮されてたんや。機械任せで捨てるんやなくて、AIという助手と一緒に「記憶」を磨き直すという感覚に、少しだけ救われた気がしたわ。
孫と笑い合う未来のために
結局のところ、動画を保存するのは「今」のためやない。十年後、二十年後に孫と一緒にこれを見返して、「お前、こんなに可愛かったんやで」って笑い合いたいからなんや。
「捨てる」という後ろ向きな行為やなくて、次世代へ繋ぐための仕分け作業やと思えば、少しは腰も軽くなるもんや。
これからも、このデジタルな番頭さんと相談しながら、家族の記録をもっと綺麗に残していこうと思ってる。新しい技術も、案外捨てたもんやないかもしれへんな。また今度、どんな機能が増えてるかチェックしてみるとするか。
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