最近、うちの主力商品の売上がどうもパッとせえへんくてな。長年やってきた商売のやり方が、もしかしたら時代遅れなんちゃうか…って、そんな不安が頭をよぎることが増えてきたんや。このまま黙って指くわえてたら、銭がどんどん逃げていくような気がして、そらもう焦りまくりよ。

そんな時、梅田で参加した異業種交流会で、えらい若い衆に出会うた。佐藤さんていう26歳の兄ちゃんが、ウラウメダの裏路地で『ROOKIE TABLE』っていう店をやってるって言うんや。普通、商売の基本は「立地が命」やろ? それをあえて裏路地でやってるって聞いて、商売人としての血が騒いだわ。これは何か裏がある、銭の匂いがするで、と思ってな。そやから、こっそり客として偵察に行ってきたんや。

梅田の裏路地に隠れた銭の道

梅田の駅前一等地は家賃も高いし、競争も激しい。そんな場所で無理して店構えるより、固定費をグッと抑えて、その分を商品力とマーケティングに全振りするっちゅうのが、佐藤さんの戦略やと聞いた。まさに「損して得取れ」の精神やな。わしらみたいに長年やってると、つい「立地が全て」って思いがちやけど、若い衆は全然ちゃう発想で勝負しとる。

『ROOKIE TABLE』は、まさにそんな裏路地の隠れ家みたいなとこにあった。一見すると地味やけど、中に入ると活気があってな。これがまた、ええ意味で期待を裏切ってくれたんや。

原価率45%の日替わりプレートに舌巻いたで!

ランチタイムに頼んだのは、1,200円の日替わりプレートや。これがまた、ボリューム満点で見た目もええ。わしは職業病で、一口食べるごとに「これ、原価いくらやろ?」って考えてまうタチやねんけど、このクオリティで1,200円は破格やと感じたわ。あとで聞いたら、なんと原価率45%かけてるらしい。ホンマかいな!って耳を疑うたで。

しかも驚いたんは、料理の提供スピードや。わしが席に着いて注文してから、平均180秒以内でメイン料理が出てくるんや。厨房見たら、デカいキッチンタイマーが客席からも見えるとこに置いてあって、スタッフがピリピリしながらもキビキビ動いとる。これ、単なるパフォーマンスとちゃうで。ライブキッチンとして客を楽しませながら、同時にスタッフの緊張感も高めて、回転率を上げるための計算し尽くされた仕組みや。

「魅せる厨房」って言うたら聞こえはええけど、これはお客さんの待つ時間を短くして、どんどん席を回すための工夫やねん。わしらの店でも、つい料理に時間をかけがちやけど、これやったら提供時間を短縮して、もっと多くのお客さんに来てもらえるかもしれへん。まさかキッチンタイマー一つで、こんなにROIが変わるなんてな。ホンマ、悔しいけど感心したわ。

スマホで注文、LINEで常連さん作り

さらに驚いたんは、メニュー表がどこにもないことや。テーブルに貼ってあるNFCタグシールにスマホをかざしたら、自分のスマホでメニューが見れるんや。これ、多言語対応もアレルギー表示もできる優れもんやで。

最初、「スマホでメニューなんて、年寄りには使いにくいんちゃうか?」って思ったけど、これが意外とスムーズでな。写真も綺麗やし、詳細情報もすぐ見れる。何より、店側からしたら印刷コストと注文を聞き取る時間が大幅に削減できるわけや。佐藤さんの話では、これで年間約15万円も浮くらしい。

さらにすごいのが、LINE公式アカウントの活用や。会計の時にショップカードのQRコードでLINE登録を促して、登録したら初回デザート(500円相当)が無料になる。これはもう、わしらの店でもやってるクーポン戦略と一緒やな。

でも、佐藤さんの店はさらに一歩進んどる。来店した翌日の12時に、「本日はご来店ありがとうございました。次回使えるトッピング無料券」が自動で送られてくるんや。これのおかげで、再来店率が60%を超えとるらしい。すごいやろ? わしらの店も、常連さんは大事にしてるけど、こんな自動でかつ効果的にリピーターを増やす仕組みは考えたことなかったわ。Instagramでの口コミも月間60名以上の新規客に繋がってるって言うから、もう恐れ入ったで。

銭は天下の回りもん、頑固ジジイこそ若手の知恵をパクって儲けろ!

今回の覆面調査で、わしの頭の中の「商売の常識」がひっくり返ったわ。長年培ってきた経験も大事やけど、それが足枷になって新しい銭の稼ぎ方を見落としとったんやなって。

「立地は不利でも、商品力とデジタルで勝負する」
「原価率を高くしてでも、お客さんに満足してもらう」
「アナログな接客とデジタルの仕組みを組み合わせる」

これ全部、わしが「そんなん無理やろ」って思ってたことや。でも、目の前で結果を出してる若手の店を見たら、もう言い訳できひんわな。

主力商品の売上が落ちて、どうしようか悩んでたけど、これはまさに「次代への投資」を考えるええ機会や。わしも、この佐藤さんのやり方をパクらせてもらうで! まずは、デジタルメニューとLINE公式アカウントからや。うちの店に合うように、ちょっとアレンジして導入してみるつもりや。

時代は常に変わるもんや。わしら頑固ジジイがいつまでも昔のやり方にしがみついてたら、銭はどんどん逃げていく一方やで。若手の知恵を素直に借りて、自分の商売をアップデートしていくんが、これからの銭の道やと思うわ。

もちろん、投資判断は自己責任やで。でもな、この情報が、あんたの店にも銭を呼び込むきっかけになったら、わしは嬉しいわ。

まぁ、金がすべてやないけど、無いよりあったほうがええに決まってるわな!

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