三日坊主の記録
最初の一歩を踏み出す章を書き終えてから、次は「続く力」に変える番だと決めた。そのために選んだのが週次振り返りだったのだけど、正直に言うと過去にも何度か手を出しては挫折している。
ノートに手書きしてみた時は3週間で放置。アプリを変えてみた時も同じく3週間。TODOリストに「週次振り返りをする」と書くだけの時期が3ヶ月ほど続いたけれど、実際にやれていたのは体感で3割にも満たなかったと思う。
金曜の夜になると「今週はいいか」で終わる。振り返りを始めても「今週何やったっけ」と思い出すだけで疲れてしまい、次の週はさらにやる気が失せる。この悪循環に、正直うんざりしていた。
順番を変えただけ
さっきのSNSの投稿の要点はシンプルだった。タスクとして書くか、時間として予約するかで着手率が変わるというもの。これはタイムボクシングと呼ばれるやり方で、ポモドーロ・テクニックやFranklin Plannerが昔から使ってきた考え方に近い。
数字で見ると差は歴然だった。TODOに「やる」とだけ書いていた時期の実施率は28%。一方、Googleカレンダーに毎週金曜17:45〜18:00で「週次振り返り」と時間を先にブロックしてからは、11週中10週、つまり91%まで跳ね上がったという。通知も前日と5分前の2回に設定したそうで、そこまで仕組み化されると忘れようがない。
自分の場合もまさにここが弱点だった。「時間があったらやる」にしていた時点で、もう負けが決まっていたんだと思う。
15分の縛り効果
もうひとつ気になったのが、振り返りシートの項目数を絞った話だ。「良かったこと3つ・改善点1つ・来週の最優先タスク1つ」の4項目に減らしただけで、平均所要時間は42分から13分に短縮されたという。
さらに面白いのが、着手までのハードルも下がったこと。項目が多かった頃は着手までに平均8分かかっていたのが、絞った後は1分で書き始められるようになったそうだ。
「振り返りはじっくり時間をかけるほど効果的」というのが自分の中では常識だった。だから長く書けない日は「今日はサボりだな」と自己嫌悪していた。でも実際は逆で、15分という制限があるからこそ要点だけを拾う癖がつき、結果的に続けやすくなる。この発想の転換は、正直かなり刺さった。
自分の実践に置き換える
Python環境をセットアップした時も、キャンプ飯のレシピを試作した時も、最初の一歩は勢いで踏み出せた。でも「続ける」段階になると、いつも気合いやモチベーション任せにしてしまい、そこで失速するのがいつものパターンだった。
今回学んだのは、続ける力に必要なのはモチベーションではなく、先に時間を確保しておく環境設計の方だということ。だから来週の金曜、まずはカレンダーに15分だけ、週次振り返りの予定を入れてみようと思う。項目もNotionで3つか4つ程度に絞って、長々と書かない。
完璧なやり方が最初から分かるわけではないし、また三日坊主に戻る可能性もゼロじゃない。それでも、順番を変えるだけなら今日からできる。まずはその小さな入れ替えから、自分なりに向き合っていきたい。
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