SNSで「趣味を活かして副収入」といった記事を見かけることが増えました。私も50歳を目前にして、ふと自分の人生の後半戦をどう過ごそうかと考えることが増えたので、なんだか他人事じゃない気がしたんです。特に、せっかく作ったキャンプ飯を家族以外にも振る舞ってみたいという気持ちが、最近ずっと心の中にありました。

この「鹿肉ロースト」、誰に食べさせたらいいの?

うちの家族は、夫と独立間近の子どもが一人。パートの仕事もしているのですが、家と職場の往復で、毎日が同じことの繰り返しのように感じていました。長年続けているキャンプ飯作りは私の数少ない趣味で、特に鹿肉のローストは、手間暇かけて作る自信作なんです。

でも、正直なところ、家族の反応はもう「またこれ?」という感じかもしれません。もちろん「美味しい」とは言ってくれますが、作り手としては、もっと「すごいね!」とか「感動した!」みたいな、新鮮な驚きが欲しいと思ってしまう。そんな私の密かな贅沢と、誰にも言えない孤独が、心の奥底にありました。この情熱をどこにぶつけたらいいのか、ずっとモヤモヤしていたのです。

「ご近所キャンプ部」と「EatShare」—私の密かな企み

そんな閉塞感を打ち破りたかったのでしょう。ある日、思い切ってインターネットで「料理 シェア 50代」なんて検索してみたんです。すると、「ご近所キャンプ部」という地域交流サイトと、「EatShare」というオンライン料理シェアサービスが目に留まりました。正直なところ、最初は「こんな歳で新しいコミュニティに飛び込むなんて、ちょっと怪しいんじゃないか」と戸惑いました。

でも、「誰かに必要とされたい」という承認欲求が、不安よりも勝ってしまったのかもしれません。ご近所キャンプ部は月額500円でイベントを主催できると知り、EatShareは1食1,500円で自分の料理を提供できるとのこと。パートで得られる収入には限りがありますから、もし少額でもお小遣いが増えたら、自分のためのちょっとした贅沢ができるかもしれない、そんな期待もありました。

まずは試しに、ご近所キャンプ部で「高橋さんのキャンプ飯会」というイベントを企画してみたんです。正直、誰も来ないんじゃないかと不安で、当日までドキドキが止まりませんでした。

「ママの料理、最高!」家族以外に言われたその一言

初めてのイベントは、予想に反して10人もの方が参加してくれました。皆さん、近所に住む方々で、私と同じくらいの世代の方も多かったように思います。自慢の鹿肉ローストを振る舞ったところ、「家庭的で安心できる味」「こんな本格的な料理が食べられるなんて!」と、想像以上の温かい言葉をかけてもらえたんです。

特に印象的だったのは、参加していたお子さんが「ママの料理、最高!」と言ってくれたこと。もちろん私の料理ではないのですが、その一言が、私の心の奥にじんわりと響きました。家族から言われる「美味しい」とはまた違う、まるで新しい自分を肯定されたような、そんな感覚でした。初回イベントでは材料費を差し引いて2,000円ほどの収入になりましたが、それ以上に心の充足感が大きかったです。

その後、EatShareでも週に1〜2回のペースで注文が入るようになり、月に平均して6,000円ほどの副収入を得られるようになりました。これまでの経験から言えば、40代以上の女性が作る料理は「家庭的で安心できる」と特に評価され、リピート率も平均70%を超えることもあるようです。大々的な広告を打つよりも、地域SNSや口コミでの告知が、費用対効果で約3倍も高い集客力を発揮する、という話も聞きました。実際に私のイベントも、ご近所キャンプ部のSNSでの告知や、参加者の方の口コミで広がっていったように感じます。

私の人生、まだ「消費期限」は来てなかった

料理を通じて、私は家族以外の新しい居場所を見つけることができました。キャンプ飯作りという趣味が、ただの消費活動ではなく、誰かの喜びになり、私自身の自己肯定感を高めてくれるものになったのです。月5,000円程度の収入は、夫に気兼ねなく自分の好きなものを買うための、ささやかな心の余裕にも繋がっています。

振り返ると、新しいことに挑戦する前は、年齢のせいで諦めかけていた部分もあったかもしれません。でも、一歩踏み出してみれば、同じように新しい繋がりを求めている人がたくさんいることに気づかされました。まだ見ぬ自分に出会うこと、そして誰かと「美味しい」を共有すること。それが、今の私の日々に大きなハリと喜びを与えてくれています。

これからの残課題としては、地元のマルシェで「出張キャンプ飯ブース」を出してみたいという、小さな目標もできました。テント設営や出店料で費用はかかりますが、もっと多くの人に私の料理を届けられる機会になるかもしれません。人生の消費期限なんて、誰かが決めるものじゃない。そう、静かに納得しています。あなたも、もし心の中にモヤモヤを抱えているなら、小さな一歩から踏み出してみてはいかがでしょうか。きっと、予想もしなかった新しい扉が開くかもしれませんよ。

🛒 関連のおすすめ商品

  • 「どんぐりの恵み豚」キャンプ飯3.6kgセット - 都城産 豚肉 どんぐり...
    「どんぐりの恵み豚」キャンプ飯3.6kgセット - 都城産 豚肉 どんぐり...
  • パエリア アヒージョ 冷凍 具材 セット 2〜3人前 魚介
    パエリア アヒージョ 冷凍 具材 セット 2〜3人前 魚介
  • キャンプ 調理器具 13点セット バーベキュー 調理 ツールセット キッチ...
    キャンプ 調理器具 13点セット バーベキュー 調理 ツールセット キッチ...
  • キャンプ 調理器具 14点セット コンパクト 収納 クッキングツール キッ...
    キャンプ 調理器具 14点セット コンパクト 収納 クッキングツール キッ...
  • DUG/ダグ (DG-0205)BANQUET-2 大鍋 小鍋 フライパン...
    DUG/ダグ (DG-0205)BANQUET-2 大鍋 小鍋 フライパン...