「高いもんがええ」って固定観念、あるやろ? でもな、実際に使ってみて痛感したのは、ガジェット選びは性能だけやない、「摩擦の少なさ」と「継続性の見極め」がホンマに大事やってことや。
歌うまへの遠回り
単身赴任先の横浜で、休日の楽しみはカラオケ全国大会を目指すこと。自分の歌を客観的に聞いて改善せなあかん、そう思て、去年の夏に思い切ってレコーディング機材を買うたんや。プロみたいな環境で録音すれば、細かいニュアンスまで聞き取れて、一気に上達するに違いない、と。
ところが、これが大きな誤算やった。
2万円ミキサーの誤算
私が手ぇ出したんは、TASCAM製のオーディオインターフェース「TASCAM US-2x2HR」っちゅうやつや。Amazonで21,800円。決して安うはない、プロも使うような機材やで。
箱を開けて、まずケーブルの多さにゲンナリした。マイク繋いで、PCと繋いで、電源繋いで、ドライバ入れて、DAWソフト(音楽制作ソフト)立ち上げて……。設定だけで1時間近くかかったんやないかな。やっと録音できたと思ったら、今度は録音レベルの調整や、エフェクトのかけ方や。
結局、デスクの隅に鎮座したミキサーは、ほとんど使われることなく埃をかぶってしもた。
スペック比較、まさかの結果
ここで、私が買った「TASCAM US-2x2HR」と、結局お世話になることになった「スマホのカラオケアプリ」、それから比較検討した簡易的なオーディオインターフェースを比較してみよか。
| 項目 | 【レビュー品】TASCAM US-2x2HR | 競合A:スマホカラオケアプリ(例:JOYSOUND) | 競合B:ZOOM U-24 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 21,800円 | 無料(一部課金あり) | 18,000円 |
| 接続形式 | USB-C | ワイヤレス(スマホ内蔵マイク) | USB/電池駆動 |
| マイク入力 | XLR/TRSコンボ x 2 | スマホ内蔵マイク | XLR/TRSコンボ x 2 |
| 最大サンプリングレート | 24bit/192kHz | 44.1kHz(アプリ依存) | 24bit/96kHz |
| 携帯性 | 低い(PC接続必須) | 非常に高い(スマホのみ) | 中(単体駆動可) |
この表を見たら一目瞭然やろ。音質のスペックだけ見たら、ミキサーが圧倒的や。でも、大事なのはそこだけやなかったんや。
使ってみて良かった点・悪かった点
実際に使ってみて感じたことを正直に言うで。
良かった点
* 音質のクリアさ: マイクを通して録った音は、やっぱりスマホの内蔵マイクとは一線を画すクリアさやった。ノイズもほとんどない。
* 拡張性: 将来的に楽器を繋いだり、もっと凝った録音をしたいと思えば、これ一台で何でもできる懐の深さがあった。
* 堅牢な作り: 金属製のボディで、プロ機材らしいしっかりした作りやった。デスクに置いとくだけで、なんか「できる男」感は出たな。
悪かった点
* 設定の煩雑さ: ドライバのインストールからDAWソフトの設定まで、とにかく手間がかかる。歌いたい衝動が冷めるのに十分な「摩擦」があった。
* 持ち運びの不便さ: 単身赴任先の小さなデスクで、PCとミキサーとマイクとケーブルがごちゃごちゃして、結局据え置きになってしもた。気軽に「ちょっと歌おう」とはならへんかったな。
* 継続性の欠如: これが一番痛かった。高機能でも、使い始めるまでのハードルが高いと、結局続かん。トレイルランニングのデータ収集も、スマートリングのデータ収集も、いかに「意識せずに続けられるか」が重要やと、自分の研究テーマとも重なって考えさせられたわ。
「摩擦の少なさ」が勝る理由
結局、私が選んだのはスマホの無料カラオケアプリや。起動して、曲選んで、歌う。たったこれだけ。録音も採点も自動でやってくれるし、音源も選び放題。何より、いつでもどこでも、気が向いた時にサッと歌える手軽さが最高やった。
高価な機材で「最高の音質」を目指すのもええけど、私の目的は「歌が上手くなること」やねん。そのためには、毎日、気軽に、楽しく続けられることが何よりも大事やった。介護ロボットの研究でも、どんなに高性能なロボットでも、ユーザーが「面倒やな」と思ったら使われへん。人間が直感的に、ストレスなく使えること。これこそが、技術の真価を問われる部分やと、改めて気づかされたわ。
総評: 続けることが一番大事やねん
この2万円のミキサーは、私にとって大きな教訓になったわ。スペックだけを追い求めるんやなくて、自分のライフスタイルにどれだけ「摩擦なく」溶け込めるか。これがガジェット選びの肝やな。
おすすめ度:★★☆☆☆ (2/5)
- こんな人に向く:
- PCでの本格的な音楽制作に挑戦したい人。
- 自宅に専用の作業スペースがあって、機材を常設できる人。
- 設定や操作を学ぶことに抵抗がなく、むしろ楽しんでできる人。
- こんな人には向かない:
- 私のように「歌が上手くなりたい」だけで、気軽に録音したい人。
- 手軽さや継続性を重視する人。
- 機材のセッティングに時間をかけたくない人。
次に折りたたみキーボードを買う時も、この教訓を活かして、まずはスマホアプリで十分かどうか、しっかり見極めてからにするで。皆さんはどう思う? 高いもん買ぉて、結局使わへんかった経験、あるんちゃうか? 結局、道具は使こてナンボやからな。
🛒 関連のおすすめ商品
- USBオーディオインターフェース/RUBIX22 携帯 携帯アクセサリー ...
- Focusrite Scarlett solo (4th Gen) 2in...
- オーディオテクニカ AT-UMX3 USBオーディオミキサー オーディオイ...
- キーボード Bluetooth 折りたたみキーボード iPad ワイヤレス...
- MOBO|モボ 折りたたみキーボード (iOS/iPadOS/mac/Wi...
