2万円、無駄遣い
ちょっと前、「よし、ちゃんとしたレコーディング環境作ったろ!」って意気込んで、オーディオインターフェース兼ミキサーを2万円出して買うた。いつか山下達郎みたいな曲を自分の歌でカバーするんや、なんて夢見てな。製品はBehringerのXENYX 302USB、Amazonでポチッた記憶があるわ。
結果はもう言うた通り、完全に埃かぶって死蔵状態や。
なんでか。理由は単純明快。今のスマホのカラオケアプリで、自分の目的は十分すぎるほど達成できてしもたからや。音源はアプリで選び放題、録音も遅延なくできる。本格的な音質を求めてるわけやない「練習」が目的やから、これでええねん。
ミキサーのスペックと現実
これが買うたミキサーのスペックや。
| 項目 | 【レビュー品】Behringer XENYX 302USB | 競合A(ミニ鍵盤)KORG microKEY2-25 | 競合B(タブレット)Amazon Fire HD 10 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 約20,000円 | 約8,000円 | 約19,980円 |
| 機能 | 5chミキサー、USBオーディオIF | 25鍵MIDIキーボード | タブレットPC、各種アプリ対応 |
| 接続 | USB Type-B、XLR、RCA | USB Type-B | Wi-Fi、Bluetooth |
| 電源 | USBバスパワー/ACアダプター | USBバスパワー | USB Type-C |
| サイズ | 114 x 46 x 136 mm | 395 x 131 x 52 mm | 246 x 164 x 9.2 mm |
購入先: Amazon
型番: XENYX 302USB
このミキサー、スペックだけ見たら「本格的やな!」て思うやろ? でも、私の「カラオケ練習」っていうライトな目的には、完全にオーバースペックやった。
ミキサー使用レポート
実際に使ってみて、良かった点と悪かった点な。
# 良かった点
- 音質調整の幅が広い: EQとかゲイン調整とか、細かく設定できるのはさすがプロ仕様や。ちゃんとやれば、かなり質の高い録音ができるはず。
- PCとの接続安定性: USBで繋げばすぐに認識されるし、ドライバーも安定しとった。この辺はさすがベリンガーやな。
- 将来的な拡張性: マイクの種類増やしたり、楽器繋いだり、色々な可能性を秘めとる。いつかバンド組むんや!みたいな人にはええかもな。
# 悪かった点
- 設定が煩雑: いざ歌おうと思っても、マイク繋いで、PC立ち上げて、DAWソフト起動して、設定確認して…と、手間がかかる。気軽に「ちょっと練習しよか」ってならへんかった。
- スマホアプリで十分だった: 結局、スマホのカラオケアプリの気軽さには勝てんかった。録音も、音源探しも、全部スマホで完結する手軽さが、自分には一番やったんや。
鍵盤選びの反省
ミキサーで痛い目見たから、次に欲しい「カラオケ練習用の鍵盤」は慎重に選ぶことにした。音取りとか、発声練習の音源に使うだけやから、ガチのシンセサイザーなんかいらん。
最初は折りたたみ式のBluetoothキーボードとか見てたけど、あれは文字入力用や。鍵盤アプリには使えへん。危うくまた無駄遣いするとこやったわ。
そこで候補に上がったんが、KORG microKEY2-25みたいな「MIDI/ミニ鍵盤タイプ」や。これは電源入れたら音が出るタイプで、3,000円〜1万円くらいで買える。ミキサーの2万円を思うたら、被害も小さい。
でも、花子さんが言うてくれた「タブレットも候補ちゃう?」って言葉が、頭から離れへんかったんや。
汎用タブレットの底力
Amazon Fire HD 10みたいなタブレット、最初は「鍵盤と関係ないやろ」って思てたけど、これが意外な伏兵やった。
- 鍵盤アプリで音取りできる: ピアノロール型のアプリを入れれば、立派な鍵盤になる。
- 電子辞書にもなる: 英語学習や語学メモにも流用できる。単身赴任中の学習にはもってこいや。
- カラオケアプリも使える: 歌詞表示や音源探しもこれ一台で完結。
- 死蔵リスクが低い: ミキサーみたいに「録音専用」で埃かぶる心配がない。動画見たり、ニュース読んだり、汎用性が段違いや。
つまり、「単機能の練習用キーボード」を買うより、「タブレット1台に集約する」方が、また死蔵させるリスクを下げられるっちゅうことや。
56歳エンジニアの自腹判定
結局、ミキサーの失敗から学んだことは、「一つの目的にしか使えんガジェットは、目的が変わった瞬間に埃をかぶる」ということ。
今回の鍵盤選びに関しては、
- 音取り・音程練習だけがピンポイントの目的で、とにかく安く済ませたいなら → KORG microKEY2-25みたいな3,000〜1万円クラスの携帯用ミニ鍵盤が最安コース。
- 練習も電子辞書も語学学習も全部まとめたいなら → Amazon Fire HD 10(約19,980円)クラスの格安タブレットが一番賢い選択やと思う。
私の場合は、ミキサーの反省を踏まえて、汎用性の高いタブレットに軍配を上げる。ただ、正直な反論も自分にしとく。「結局タブレットも積みガジェットになるんちゃうか?」って話や。
だから、最終的な行動として、買う前に1週間、今持ってるスマホのカラオケアプリだけで音取り練習を続けてみることにした。それでも「やっぱり鍵盤の実物が欲しい!」と思うかどうかを見極めてから判断する。2万円の授業料はもう十分払うたからな。
次に何か「これ買おうかな」思うたときは、まず自分に問いかける。「それ、今のスマホやアプリで代用でけへんか?」と。この問いが、無駄遣いを防ぐ一番の防御策やと痛感しとる。
おすすめ度: ★☆☆☆☆(ミキサー)
こんな人に向く:
* 本格的な宅録環境を構築したいプロ志向の人。
* 複数の楽器やマイクを同時に繋ぎたい人。
こんな人には向かない:
* 気軽にカラオケ練習したいだけの人。
* スマホや既存のデバイスで十分な機能を求めている人。
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