自分の音程が取れてるか確認したいけど、この歳で一人カラオケボックスに行くのも気が引ける。かと言って、せっかくの論文作成や、トレイルランニングのデータ分析で疲れた頭をリフレッシュするのに、ただ歌うだけじゃもったいない。どうせなら、自分の体幹や呼吸データとどう繋がるか、エンジニア目線で検証してみたくなったんや。
結論から言うと、Switchは「カラオケ練習機」としてはかなり本気で使える。一方で「キーボードピアノ」としての転用は、正直なところオモチャの域を出んかった。この二つは切り分けて評価せなあかんな。
自宅カラオケ、Switchでどこまでいける?
Switchのカラオケ転用で本命になるのは、ソフト自体は無料でダウンロードできる「カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch」や。Nintendo Switch Onlineの加入は不要で、遊ぶには期間チケットを買う仕組み。基本は3時間330円の都度課金やけど、月初を中心に無料開放デーもあって、これがまた嬉しい。採点機能を使うには別売りの専用マイクが必要になるんで、私はAmazonでHORI製の「マイク for Nintendo Switch NSW-088」を2,980円で自腹購入した。
自宅にある据置型のミニカラオケ機や、スマホのカラオケアプリと並べて比較してみたで。
| 項目 | 【レビュー品】JOYSOUND for Nintendo Switch | 家庭用ミニカラオケ機(JOYSOUND/DAM系) | スマホカラオケアプリ |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円(ソフト無料DL)+マイク代(約3,000円) | 15,000〜25,000円 | 0円 |
| 継続費用 | 3時間330円〜(都度課金) | 月額1,000円前後の配信契約が必要な機種あり | 月額900〜1,500円程度 |
| 採点機能 | 専用マイク購入で対応 | 本体標準で対応 | スマホマイクで簡易対応 |
| 大画面出力 | ◎(テレビにそのまま出力) | ◎ | △(別途HDMI等が必要) |
| 曲数・選曲操作 | JOYSOUND本家準拠、Joy-Conで快適 | 本家準拠、専用リモコン | アプリ次第でばらつきあり |
採点に凹む、リアルな使用感
実際に3日ほど使ってみた感想やけど、ええ点と気になる点があったな。
# 良かった点
- テレビの大画面で音程バーが見やすい: これが一番大きい。自分の声がBに届いてない現実を、音程バーが容赦なく可視化してくれる。トレイルランニングで心拍数や呼吸数をログるように、歌声もデータとして目の前に示されると、改善意欲が湧いてくるもんや。
- Joy-Con操作が直感的: 選曲もキー変更も、Joy-Conだけでサクサクできるのはストレスフリーや。専用リモコンを別に買う必要がないのは、単身赴任の部屋で余計なガジェットを増やしたくない自分には助かる。
- 無料開放デーはやっぱりお得: 月に何度か無料開放デーがあるのは、気軽に試したい人にはええ仕組みやな。まずはこれで体験してみて、気に入ったらチケットを買う、という流れは合理的や。
# 気になった点
- 都度課金はヘビーユーザーには不向き: 毎日30分だけ練習したい、ってなると、3時間チケットを細切れに使うことになって、地味にコストがかさむ。月額制の家庭用カラオケ機やスマホアプリの方が、長期的に見れば安上がりになる可能性は高い。ここが、本気で毎日練習したい人にはちょっとしたハードルになるな。
- 結局マイクが必須: 採点機能を使うには、結局専用マイクが必要になる。Switch本体だけで完結する、というわけではないから、初期投資ゼロではないんやな。ただ、HORIのマイクは汎用性もあって、PCにも繋がるから、まあ良しとするか。
ピアノ化は「練習」には向かん
もう一つの疑問、キーボードピアノ的な音楽用途への転用やけど、これはNintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kitに含まれる「ピアノ」を試してみた。段ボールを組み立てて作る鍵盤で、オクターブや音色も変えられる。定価はおよそ7,980円やけど、今は生産終了してるから中古で探すしかない。
家にあった格安の電子ミニキーボード(CASIO SA-76クラス、実勢6,000円前後)やスマホのピアノアプリと比べてみたで。
| 項目 | 【レビュー品】Nintendo Labo Toy-Conピアノ | 電子ミニキーボード(CASIO SA-76クラス) | スマホピアノアプリ |
|---|---|---|---|
| 価格 | 約7,980円(Variety Kit、生産終了) | 約6,000円 | 0〜数百円 |
| 鍵盤の耐久性 | 段ボール製、経年でヘタる | 樹脂製、耐久性あり | 該当なし(タッチパネル) |
| 音程の再現性 | 簡易的、正確な音階練習には不向き | 正確な12音階、内蔵音源 | アプリの音源次第 |
| カラオケ発声練習との相性 | おまけ機能程度 | コード確認や音取りに実用的 | 手軽だが音が安っぽい |
正直な感想を言うと、Toy-Conピアノは「一度組み立てて遊ぶ工作キット」であって、山下達郎のハイトーンを音取りするための実用機材ではない。段ボール製やから耐久性も期待できんし、音程の再現性も本格的な練習には程遠い。わざわざ中古を探して買うくらいなら、6,000円前後のミニキーボードを一台机に置いた方が、音取り・発声練習にはよっぽど役立つ。
総評と購入判断
カラオケ練習用途に絞るなら、JOYSOUND for Nintendo Switchはおすすめ度★4やな。すでにSwitchを持ってるなら、追加投資はマイク代だけで済むし、テレビの大画面で音程確認しながら練習できるのは、単身赴任の環境では素直にありがたい。自分の歌声をデータとして可視化し、改善のアクションに繋げられるのは、エンジニアの性分に合っとる。
ただし、週に何度も歌う人は、都度課金やなくて定額制の家庭用カラオケ機を検討した方が、長い目で見ればコスパは良いかもしれへん。
一方、キーボードピアノとしての転用は、練習目的なら見送りが妥当や。おすすめ度は★2、あくまで工作趣味として楽しみたい人向けやな。音取りが目的なら、素直に安価な電子キーボードを一台買う方が早い。
あなたなら、このSwitchカラオケ、どう評価する?
- カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch: Nintendo Switch eショップで購入(ソフト無料、チケットは都度購入)。
- HORI マイク for Nintendo Switch NSW-088: Amazon、楽天、家電量販店で購入。
- Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit: 中古市場で探す。
- CASIO SA-76クラス 電子ミニキーボード: 家電量販店、Amazon等で購入。
# こんな人に向く
- 自宅で気軽にカラオケ練習を始めたい人。
- 歌唱力をデータで確認し、改善したいエンジニア気質な人。
- すでにNintendo Switchを所有している人。
# こんな人には向かない
- 毎日長時間カラオケ練習をしたいヘビーユーザー(コストがかさむ)。
- 本格的なピアノ練習や音取りを目的としている人。
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