書斎でキーボードを叩きながら、ふと横のNASのランプが目に入った。Synology DS923+、もう何年も24時間稼働しとる。その奥にはCreality K1 Max、3Dプリンターが鎮座しとるんやけど、最近は使う頻度も増えてきた。便利なのはええねんけど、こいつら、一体どれくらいの電気を食っとるんやろな。毎月の電気代の請求書を見るたびに、漠然と「高いな」とは思うけど、具体的に何が原因か分からんのが、ずっと気になってた。

愛着のある機材やからこそ、長く使いたい。でも、急に壊れたらどうしようっていう不安も常にある。何か前兆とか、分からへんもんかな?そんなモヤモヤを抱えとったから、今回の自宅作業環境の自動化プロジェクトの一環として、まずは愛用機材の「健康診断」をすることにしたんや。

電気代、見て見ぬふりしてへんか?

うちの書斎は、NASにPC、モニター、3Dプリンター、ネットワーク機器と、そらもう電気食いのオンパレードや。特にCreality K1 Maxは、稼働時はもちろん、アイドル時でも結構な電力を消費してる気がする。NASも24時間稼働やから、ちりも積もれば山となる、やろ?

正直、これまで細かい消費電力なんて気にしたことなかった。「ええもんは長く使える」って信念は持ってるけど、電気代のことは完全に棚上げやったな。でも、このままやと、財布にも環境にも優しくないし、何より機材の寿命を縮めるような無理な使い方をしてるかもしれへん。

そういえば、この前スーパーで期間限定の大阪銘菓見つけて、つい買ってしもうた。家族みんな喜んでたわ。そういうちょっとした贅沢も、電気代が安くなればもっと楽しめるんちゃうかな、なんて思ったりして。

Tapo P110で暴く、機材の「ほんまの姿」

そこで導入したんが、TP-Linkのスマートプラグ、Tapo P110や。これ、ただのON/OFFスイッチちゃうで。リアルタイムで消費電力を計測できるのがミソや。

製品名・メーカー・価格: TP-Link Tapo P110 スマートWi-Fiプラグ (2,500円前後、執筆時点の実勢価格)
購入先・型番: Amazonにて購入 (Tapo P110/JP)

項目【レビュー品】Tapo P110競合A (Meross MSS310)競合B (SwitchBot Plug Mini)
価格約2,500円約2,800円約2,000円
最大負荷15A/1500W15A/1500W10A/1000W
電力計測ありありあり
ハブ不要○ (SwitchBotハブがあると機能拡張)
サイズ72 x 51 x 40mm67 x 48 x 38mm43 x 30 x 34mm

実際にTapo P110を繋いで、Synology DS923+の消費電力を計ってみたら、アイドル時でまさかの35W。メーカー公称値より10Wも高いやんけ!これにはホンマ驚いた。年間で計算したら、約2,000円の無駄になる可能性があると推測される。

Creality K1 Maxも、印刷してない時の待機電力が50W近くいくことが分かった。これ、気づかずに放置してたら、そら電気代もかさむわな。

# 良かった点

  • リアルタイム電力計測: アプリでいつでも消費電力が確認できるのは、ほんまに便利や。何がどれだけ電気を食ってるか、一目瞭然やから、節約意識が高まるわ。
  • 設定のしやすさ: Tapoアプリが直感的で、Wi-Fi接続から設定までサクサク進んだ。機械が苦手な人でも、たぶん大丈夫やと思う。
  • コンパクトなサイズ: デスク周りがごちゃごちゃしてるから、小さいのは助かる。隣のコンセントを塞がへんのもええな。

# 悪かった点

  • Wi-Fi 2.4GHzのみ: 5GHz帯には対応してへんから、環境によってはちょっと安定性が気になるかもしれへん。うちは問題なかったけどな。
  • アプリの通知機能が限定的: 電力異常を検知したときの通知設定が、もう少し柔軟やったら完璧やった。今回はHome Assistantと連携するからええけど、単体やと物足りなく感じる人もいるやろな。

壊れる前に止めろ!Home Assistantで作る「機材守護システム」

Tapo P110で電力が見えるようになったら、次は異常検知と自動化や。ここで登場するのが、私の自動化プロジェクトの要、Raspberry Pi 4 Model BにインストールしたHome Assistantや。

Home AssistantとTapo P110を連携させて、こんな異常検知ロジックを組んでみた。

  1. NASの電力スパイク検知: Synology DS923+の消費電力が急に100Wを超過したら、「異常な負荷がかかってる可能性がある」と判断。
  2. NASのシャットダウン検知: 逆に、NASの消費電力が20W以下が30分続いたら、「電源が落ちてるか、フリーズしてる可能性がある」と判断。
  3. 3Dプリンターの異常発熱検知: Creality K1 Maxのヒートベッドが急激に温度変化を起こし、電力スパイク(例えば300W以上が数秒間続くなど)を検知したら、「ヒーター部品に異常があるかもしれない」と推測。

これらの異常を検知したら、すぐに私のSlackに通知が飛ぶように設定した。これで、高価な機材が壊れる前に、何らかの対策を打てるようになるかもしれへん。ほんま、計測は守りやで。

節約か、延命か。プロが教える「損しないための」自動化ルール

ただ、何でもかんでも電力削減のために電源を落とせばええってもんでもない。特にNASなんかは、頻繁に電源をON/OFFすると、搭載されてるHDDの寿命を縮める可能性があると言われてる。これは、起動時に一番負荷がかかるからや。

だから、電力計測で分かったアイドル時の35Wをどう捉えるか。年間約2,000円の無駄は確かに大きい。でも、HDDの交換費用やデータ復旧費用を考えたら、下手なシャットダウンで寿命を縮めるのは本末転倒や。

私の推測では、NASの場合はアイドル時の低消費電力モードを適切に管理して、完全にシャットダウンする頻度を減らす方が、トータルコストでは有利な場合がある。Tapo P110で電力の波形を観察して、ほんまに無駄な時間帯だけをスマートにコントロールするのが賢いやり方やと思う。

このシステムで、年間で最大15%くらいの電力コスト削減と、愛用機材の寿命延長が期待できると見てる。今はまだ構想段階やけど、着実にデータを集めて、もっと賢い自動化を目指していくで。

全然関係ない話やけど、最近、近所の公園の桜が満開で、ちょっと散歩しただけで気分が晴れたわ。ああいう自然の美しさも、自宅で快適に仕事ができる環境があるからこそ、より一層楽しめるんやな。

総評と購入判断

Tapo P110は、ただのスマートプラグやない。愛用機材の「健康状態」を可視化し、異常を早期に検知するための強力なツールや。特にHome Assistantと組み合わせることで、その真価を発揮すると強く推測される。

おすすめ度: ★★★★★

# こんな人に向く

  • 自宅の主要機材の電気代が気になって仕方ない人。
  • 高価なPCやNAS、3Dプリンターなどの故障を未然に防ぎたい人。
  • スマートホーム化の第一歩として、手軽に始めたい人。

# こんな人には向かない

  • 電力計測機能に全く興味がなく、単純なON/OFFだけできればいい人(もっと安価な製品でも十分や)。
  • スマートホーム機器の設定に時間をかけたくない人(最低限の連携は必要になる)。

どうやろ?みんなも、自分の愛用機材の「ほんまの姿」、暴いてみたくならへんかった?この小さな一歩が、快適で安心できる未来の作業環境に繋がるんやで。