OBSERVATION
2026-08-31
LINEのタスクメモに「押し目で銀行株買いたい」とだけ残していたのを、今週改めて開いた。書いた時点では根拠が曖昧だったので、まず数字を洗い直すところから始めた。

チャート分析と候補銘柄

長期金利は一時2.8%台まで上昇している。金利上昇=銀行株買いという単純な図式で語られがちだが、実際にはメガバンクは3期連続で最高益を更新しながらも、利益成長のペースは鈍化しており、割安感はすでに薄れている局面だ。RSIで見ても三菱UFJ(8306)・三井住友FG(8316)は過熱感がやや解消した程度で、明確な売られ過ぎ水準には達していない。

候補はこの2社に加え、みずほFG(8411)、りそなHD(8308)の4銘柄。りそなHDは株価水準が低く、20万円以下で100株単位を確保しやすい点で自分の投資基準に合う。逆に三井住友FGは1単元で20万円を超える局面もあり、その場合は打診買いの初弾を10株単位のミニ株で試すことも検討している。

損切りラインを先に数値化する

金利が上がれば銀行株は買いという世間の思い込みに対しては、あえて距離を置いている。利益成長が鈍化している以上、金利上昇分がそのまま株価に反映されるとは限らないというのが自分の見立てだ。だからこそ、押し目買いは「打診買い3分割」を徹底する。

具体的には、初弾を予定投資額の3割、株価がさらに下がった時点で3割、決算をまたぐ前に残り4割を薄めに積み増す形にしている。決算またぎは業績修正リスクがあるため、ポジションを厚くしない。損切りラインは-5〜7%の範囲で事前に設定し、たとえば投資額100万円なら5万〜7万円の損失で機械的に撤退する水準を先に決めておく。数値の最終確定は自分自身の判断に委ねるが、感情で動かさないためのルール化そのものが目的だ。

前場・後場の発注シナリオ

打診買いのタイミングは前場の寄り付き直後を避けている。金利発表や海外市場の流れを受けて前場は値が振れやすく、初弾を安値で拾えないことが多いからだ。自分は前場の値動きを確認したうえで、後場の寄り付き前後に指値を入れる形を基本にしている。

前場で大きく下げた場合は、後場の切り返しを待たずにその日のうちに初弾を入れる。逆に前場が堅調なら、無理に打診買いせず翌営業日に持ち越す。この判断基準を事前に決めておくことで、値動きに振り回されずに済む。

実際に自分の口座では、りそなHDに対して少額の打診買いをすでに実行済みだ。含み損はまだ出ていないが、損切りラインに触れれば規約通り撤退する。金利上昇という材料だけで銀行株全体に強気になるのは早計であり、候補4銘柄の中でも利益成長率とPBRの推移を個別に見て絞り込む姿勢を崩すつもりはない。

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