最近、ふと「山に行きたいな」と思うことが増えました。でも、仕事のシフトや天候、体調を考えると、完璧な計画を立てるのって意外とハードルが高いんですよね。皆さんもそんな経験はありませんか?「今週末こそは!」と意気込んでいたのに、天気が崩れたり、急な予定が入ったりして、結局家で過ごしてしまう……。そんな「計画倒れ」を防ぐために、最近私が実践している、忙しい大人向けの「ゆるい登山計画術」についてお話しします。
先日、知人と登山の相談をしていた時のことです。お互いに忙しい身なので、ガチガチに予定を組むのではなく、「とりあえず朝一で出発して、夕方には帰ってくる」「天気が悪ければ途中下山もアリ」という、かなり柔軟なスタンスで計画を立てました。以前の私なら「せっかく行くなら山頂まで行かなきゃ」「ルートは完璧に調べておかないと」と力んでいたはずです。でも、この「突発的でも行ける」というスタンスに変えてから、圧倒的にフットワークが軽くなりました。
登山に限らず、何か新しいことを始めるとき、私たちはつい「完璧な準備」を求めがちです。しかし、準備に時間をかけすぎて実行が遅れるくらいなら、まずは「行ける時に行く」「無理そうなら引き返す」という判断基準を持つほうが、結果的に継続できるし、人生の満足度も上がる気がしています。
ここで、忙しい日々の中で趣味を楽しむための「3つの判断軸」を共有します。
- 「途中下山」を前提にする 山頂を目指すことだけが目的になると、天候や体調の変化が「失敗」に感じられてしまいます。最初から「今日はここまで行けたらラッキー」「疲れたら途中で帰ろう」と決めておくと、心理的なハードルがぐっと下がります。これは仕事のプロジェクトでも同じで、まずは「最小限のゴール」を設定しておくことが、挫折を防ぐ秘訣です。
- 移動手段は「朝一」をルール化する あれこれ悩む時間を減らすために、移動は「朝一の電車」と決めてしまうのがおすすめです。朝の時間は誰にも邪魔されませんし、夕方には帰宅できるという安心感があれば、翌日の仕事にも響きません。「突発で行く」と決めたら、細かいことは考えずにまずは駅に向かう。この行動の単純化が、継続の鍵になります。
- 完璧な計画より「シフト」を優先する 仕事のシフトは変えられない現実です。だからこそ、無理に予定を詰め込まず、空いた時間にパズルのピースをはめるように計画を立てるのがコツです。最近はAIや便利なツールも増えていますから、そうしたものを活用して、いかに「準備の手間」を減らすかに注力しています。私自身、最近は自動化ツールを駆使してタスク管理を効率化していますが、プライベートでも同じように「仕組み化」することで、心に余裕が生まれるようになりました。
「塔ノ岳にまた行きたいね」と話している今、次はどんな装備で、どんなルートで楽しもうかとワクワクしています。完璧主義を捨てて、その時の状況に合わせて柔軟に楽しむ。そんな「ゆるい計画」こそが、忙しい毎日を百倍楽しむための最強のライフハックかもしれません。
皆さんも、次に何か計画を立てる時は、ぜひ「途中下山」の勇気を持って、まずは一歩踏み出してみてください。意外と、その「ゆるさ」の中にこそ、本当の楽しさが隠れているものですよ。