
夜中のコール音と限界の私
夜中、枕元に置いてある母の部屋からの呼び出し音が鳴り響く。
この数ヶ月、そんな生活が続いて睡眠不足は完全に慢性化していた。
昼はスーパーのパートに出て、帰宅すれば休む間もなく介護の世話が待つ。
頭では「高齢の母親やから仕方ない」と分かっていても、ちょっとしたことでイライラしてしまい、冷たい返事をしてしまう自分に強い罪悪感が押し寄せる。
夜が来るのが怖くて、心も体もすり減りきっていた。
「動いたら余計にしんどい」の罠
「少しでも体を休めなあかん」と思い込み、仕事と介護の往復以外は一歩も動かないようにしていた。
だけど、それがかえって体を重くし、ガチガチの肩こりからの頭痛で鎮痛薬が手放せなくなっていた。
月平均で14回も薬を飲むような状態になり、パート先のレジ打ちでも頭が回らず、小さなミスが増えて自分が情けなくなった。
疲れているからこそ動けないという思い込みが、自分をさらに追い詰めていた。
そんな時に、すがる思いで始めたのが朝のウォーキングだった。
朝の30分が生んだ身体の変化
最初は「こんなんで楽になるわけない、逆に倒れるわ」と思っていた。
でも、Xiaomi Smart Band 8を腕につけ、朝の冷たい空気を吸いながら近所を30分、約3,500歩ほど歩くようにした。
不思議なことに、これを続けるうちに夜の寝付きが劇的に変わった。
寝付くまでの時間が平均で22分も短縮され、朝まで途中で起きずに眠れる日が増えたのだ。
体内のストレス物質であるコルチゾール値が約28%低下したというデータも、自分の体感として本当やと納得できた。
肩こりによる頭痛もすっと軽くなり、あんなに飲んでいた鎮痛薬の服薬回数は月平均14回から3回にまで激減した。
継続フォローと次のアクション
体を動かすようになってから、すり減っていた心にほんの少しだけ余白が生まれた。
以前なら母の同じ小言にカッとなっていた場面でも、「はいはい」と穏やかに受け流せる自分がいる。
介護という終わりの見えない現実が変わったわけではない。
それでも、自分の足で歩くという小さな習慣が、私からトゲを抜いてくれた。
次のアクションとして、これからも朝の30分ウォーキングを生活の一部として死守する。
自分が倒れてしまったら元も子もないからこそ、まずは自分の心身を守るための時間を最優先にしていきたい。
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